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ワレンベルグ、ピンチの後に 脳梗塞18ヶ月め

◇概要◇

2024年4月から始まったパート勤務 第二章。梅雨入りの今日土曜は雨、休み(年休)で助かった。

 
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4月より役所の出先機関(とある施設)でのパート事務職員(公務員扱い、一年契約)となった。
2022年大晦日に脳梗塞、寝たきりとなったが復活し、18ヶ月目の今。
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はてなブログ・・「脳梗塞 ワレンベルグな日々」は、日々感じたこと
ワレンベルグのパート生活(脳梗塞の狂想曲)」は、この4月から始まったパート就職後の変化を綴っている。
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◇後遺症の便秘で大ピンチ◇

6月9日土曜、ようやく梅雨入りの鹿児島。昨晩から少し荒れ模様で、今日は昼前から雨が時折強く打ち付けた。
今日土曜は、4月に入社して初めての有給(年次有給)を取らせて頂いた。

嫁も休みだったが、朝から歯医者の予約で出かけるとのことでバタバタと。
自分はゆっくり朝食をとり、トイレにしゃがんで出そうとしたが、あっと思った。忘れていた後遺症というのだろうか。
引っかかってしまったのだ、固い便が肛門に。がっちりかんでしまった感じ。
それからの顛末記は以下に譲るが、忘れた頃にこの悲劇はやってくる。今日が休みで助かった。排便は要注意だった。

◇ピンチのあとに◇

脳梗塞の後遺症。前の記事でも書いたが、いくつかの症状は一進一退。簡単には治らない。残念だが、現実は厳しい。もどかしい。
入院からは18ヶ月たって、生活がほぼ戻って、働けるまでに回復できた今、
いろいろ折り合いをつけて生きている
何とか、ピンチ(産みの苦しみ?)を脱して、肛門の痛みや違和感が落ち着いた頃、元々予定していたベーカリーへの買い出しに、隣町までクルマを走らせる。
ちょうど折り悪く大粒の雨が降り出し、「今日はついてないからやめようか」などと諦めのような気持ちになりそう。
でも、今日は、ピンチの後にはきっと良いことがあるだろうと思いなおす。

雨だったが、お目当てのバゲットが手に入り、お昼にはフランスで食べているかのような「ジャンボン・ブール(ハム・バターサンド)」にありつけた。

もどかしい太陽、複雑な表情を作る雨雲。 結論は雨、雲が勝つのもまたよし。

◇読書(芸術関係)◇

最近またいろいろ美術の本などを(借りて)読み出している。
先にも書いたが、山田五郎氏の美術(史)の解説は分かり易く、面白い。
結城昌子さんのピカソの女性遍歴(恋)と作風の変化(描き方)の物語の本もなかなか面白かった。ピカソの凄さも人間くささも両方分かる本。

原田マハ氏の本を読み終える前に、伊集院氏の本に浮気(笑)している。

マハ氏の本も伊集院氏の本も、海外や各地の美術館を訪れ、あるいは画家のゆかりの地やその歴史と合わせて、作者とその絵を愛でるというものだ。
マハ氏は、アートミステリーなどの創作(物語)を作る作家だがその想像力が豊かで、というか、作家たちと通じ合う何かを持っているなぁと思う。
伊集院氏の本は、大人の流儀シリーズを何冊か読んでいるせいか、フランス文化を賛辞する、その文体に惚れ惚れし、酔ってしまう。

絵画はフランスの誇りである。ルーヴル美術館はフランス人の精神である。

美の旅人 フランスへ
伊集院静 著
500ページ以上の大作だが、、

気がつくとマハ氏の読みかけの本を読み終わらないうちに どんどん惹かれて浮気している。どうりでモテる男な訳だ(昨年、惜しくも亡くなられた)。

余談(ピカソの絵本の見開きが偶然写っている、、)

ピカソの本。同じ作者だったんだ。大人向け本と絵本。
左の本はもう中古しか買えないみたい

ピカソは、新しい自分の画風を次々に確立しては破壊し続けたという、女性が変わるたびに、その女性を表現する新しい手法を閃いていった、
普通は、愛する人との別れとかはどんな形であれ、ピンチであるはずだが、それを(いい意味で)自分の力に変えてしまう、やはり天才は何か違う。

つづく。

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