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日記(10日目)歩く、開く、抗う

何となく日記、ただし、主テーマは再就職。不定期だが、出来るだけ朝の時間に書くことを続けたいのでとりあえず。
 

 今朝は少し涼しかった鹿児島の自宅。早めに散歩、というか、歩く
地域の図書館で借りてきたTarzanを参考に、「上半身ウォーク」を始めた。軽く汗が滴る、家に戻り、足を真後ろに開く「バックランジ」を中心に少しずつ下半身、腿、臀部にストレッチと荷重を繰り返す。過去の気づきはここ。

『抗い』…停滞期(フラつき後遺症)への抗い、運動と脳への刺激、
再始動。
 
 汗で濡れたウエアを洗濯機に預けて、自室に籠もってno+eの時間。
自室を30度と温め設定、しかし左頬には冷たい感触と右腕右脚には軽い痺れ、そう、ワレンベルグの後遺症顔左半分と首から下の右半身が、いわゆる失調温痛覚異常や痺れ等が続く。生活に溶け込んでしまった後遺症。

 就職状況 は、まだこれと言った就きたい仕事がヒットしない。でも日々、地道な情報検索で、この田舎の就職環境を肌感覚で捉えておく。いっぽうで、8時間耐える体力はまだ不足気味だ。ちょっとした家事や夕食準備すらヘロヘロだ。60歳前の老体だが、下半身が大事かも知れない。

 老体のこいつも、抗っている。sharp製1ビットのMD/CDコンポ、20年以上のオーディオだ。空調のない部屋の片隅、南国の空気、高温と湿度に耐えながら、電源を入れると毎回カチカチフラつく、まるで小言を言うように辛うじて立ち上がる(電源部に経年異常、MDは不動)。今朝は少し懐かしいギターのテンポのいい曲だ。孤独なストレッチだが音楽があると違う。
 いったん立ち上がれば自然な文句のつけよう無い音を聴かせる、この老体は、今こそ立ち上がりフラつくが良い仕事を昔からする。デジタルアンプながらアナログに近い分解能が基本性能、当時は画期的な技術、1ビット。
 今やA/D変換技術、圧縮再生技術も進み、波形上の分解能、再現性はこれを超える小さな箱がごまんとあるが、この老体にCDを聴かせてもらうと、なぜだろう、部屋の空気感が変わる。スペックには表れない味、心地よさ、立ち上がり感が他と違う気がする。(聞いてる耳のほうの老化、幻聴という噂もある)。余り働かせすぎると、壊れそうなので、ほどほどで電源を切る。
 リハビリも、ぼちぼちと、(でも抗う)。

シルバー筐体、古いLED表示、縦にCDを入れるスロットローディング部は顕在

  つづく(1009文字)


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