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【1万字超】初の富士ヒルでブロンズを獲得した社畜サラリーマンローディの記録

はい、どうも、こんにちは。
ゆうと申します。

普段はスタートアップ企業でお仕事をしているのですが、2022年1月に『ブロンズを獲る』という目標を立てて、2022年6月12日に獲得することができました。

Stravaのアカウントはこちら
https://www.strava.com/athletes/41150703

【富士ヒル練習前後の変化】
体重:68kg→60kg
FTP:150w→235w
PWR:2.2w/kg→3.8w/kg
CTL:10→70

※2021年12月1日〜2022年6月12日まで
※難しい英語は後で解説します

この記事では初心者&圧倒的な貧脚&お仕事などで忙しかった私が、ブロンズを獲得するまでにやったことや意識していたことを記録します。

タイトルにもあるように、文字数が多いのでちょっとずつ暇な時間で読み進めてもらえると嬉しいです。

いいねもお待ちしております!やる気に繋がります!!


富士ヒルとは?ブロンズとは?

そもそも富士ヒルとはなんやねんから説明します。
富士ヒルとは、『Mt.富士ヒルクライム』という2022年で18回目を迎える大会です。富士スバルラインという車で5合目まで行ける道があるのですが、その道をどれくらいの速さでのぼれるか?というレースになります。

(7000人くらいが参加します)

全長24km、標高差は1,270m、平均勾配5.2%
距離は長いけど、比較的勾配は緩やかな道となっています。

(平均勾配が5.2%で緩やかとか言っちゃうのがもうあれですね。)

この富士ヒル、クリアタイムに応じて『フィニッシャーリング』というものがもらえまして、この仕組みが中々面白いんです。

プラチナ:60分以内(0.13%)
ゴールド:65分以内(1.39%)
シルバー:75分以内(10.42%)
ブロンズ:90分以内(29.40%)
ブルー:ゴール全員

私が『ブロンズ獲る!』と言っているのはつまり、富士山を90分以内で登るぞ!ということですね。

イメージ、週末になんとなく自転車に乗っているだけでは多分難しくて、それなりに練習を積まないと難しいぜ!という感じの難易度だと聞いています。

私は誰か?

改めまして、ゆうと申します。
普段は、都内のスタートアップ企業で楽しく社畜をしながら休日に奥さんとサイクリングを楽しんでいる人です。

運動は好きですが、特に秀でた能力はなく、かなり平凡な人間だと思います。

動画内でよく話していましたが、朝9時くらいから仕事を開始して22時くらいまで仕事をする日々が割とスタンダートな感じですね。

(法律の範囲内でしっかり働いている人くらいです)

元々水泳をやっていた経験はありますが、自転車の経験などはなく、完全に初心者レベルからのスタートです。

体重とか、パワーとか

知っている人からしたら当たり前ですが、少し難しい言葉が並び始めます。お付き合いください。

ロードバイク、特にヒルクライムでは、「どれくらいの重さ」を「どれくらいの力」を出しながら移動するかでタイムが決まります。

つまり、自分の体重だったり、パワーだったりが大事になるわけですね。

ロードバイクではこれを『FTP』『PWR』という言葉で表して日々それと向き合ってトレーニングします。

FTP (Functional Threshold Power)
1時間出力し続けられ、それ以上は出力できないというパワーで、サイクリストにおける持久的な運動の指標となります。

PWR (Power Weight Ratio)
パワーウェイトレシオとは、体重1kgあたりどれくらいのワット数を出せるかを表した割合。表示形式は「○○w/kg」。

そんな私の体重やらFTPやらPWRやらはこちらでした。

<トレーニング開始前>
体重:68kg
FTP:150w
PWR:2.2w/kg

ちなみに、富士ヒルでブロンズを獲るために必要なPWRは【3.2w/kg】と言われていました。

(※諸説ありますが)

「よくわからないけどすごく頑張らないといけない」というのはなんとなく伝わるのではないかなと思います。笑

ブロンズを獲るまでの戦略

大きく半年間で経た思考回路と戦略を先にまとめます。

①闇雲に1000km走る(2021年12月)

2021年の7月にtom's cyclingのTOMIさんYOPIさんとライドさせてもらった際に色々と質問したんです。

沢山お話しさせてもらったのですが、その中で「強くなるために何をしたらいいですか?」とTOMIさんに話を聞いたら「まず1000kmのってみな!」と言われまして。

(おいおい1000kmなんて無理だろう〜)

とか思いながらも言われたことはとりあえずやってみようということで、まずは1000km走るところからスタートしてみました。

※詳細は後述します

②ちゃんと戦略を考える(2022年1月〜)

1000km走ってみてわかったことは、練習が続かないとか、頑張れないとかが問題なのではなくて、『練習する時間を確保するのが難しい』ということでした。

自転車は30分とかだと練習効果は低く、本来ほしいトレーニング効果を得るためには1時間とか漕ぐ必要があるんですね。

忙しい日々から逆算して考えると、、、みたいなことが必要なことに気がつき、『どうやって時間を捻出するか』にフォーカスすることを考えました。

※詳細は後述します。

③試走にしっかり行く(2022年5月)

練習する中で感じたのが『実際に走ることの大事さ』でした。ローラーだけだと、走り方がうまくならないんですよね。

具体的には腰と上半身が筋肉痛っぽい感じでめちゃ痛くて。ローラーでは使わない筋肉が、、というのはこういうことか、、と4月末の実走で思ったので5月からはめちゃ外に出かけました、という話。

富士ヒルブロンズを獲るまでにやったこと・考えてたこと・動画の裏側

では、ここから長くなりますが、何をしてたのか?を書いていきたいと思います。

2021年11月

11月は実は全くトレーニングのことは考えていませんでした。

しまなみ海道に連休をつなげて行ってきたのですが、

あのあたりから「次の目標をどうしようかな、、富士ヒルでブロンズ獲るって言ったけどどうだろうな、、」と思い始めてました。

しかし実際に練習したり、ダイエットしたりしたか?という点ではNO。
全く練習の「れの字」もない状態でした。

(17時間だけ。前半はほぼ何もしてないと言ってもよさそう。)

2021年12月

11月の後半から「そろそろ準備開始しないと間に合わなくないか?」ということに気がつき、練習を開始することに。

僕がよくやる自分のコントロール方法として「当たり前の基準を上げる」ということをよくやるのですが、12月という忙しいタイミングで過去では考えられない距離を乗れたら自分の自信にもなるし、今後の自分のスタンスに生きてくるだろうなーと思い、1000kmチャレンジをやることに。

先ほども話しましたが、tom's cyclingのTOMIさんに早くなるためには1000km走るところからスタートしてみ!と言われたのでそれに素直に従った形でした。

実際にやってみると、1000kmは体力もきつかったですし、継続するという点でも難しかったですが、1番しんどかったのが「時間」の捻出でした。

私はスマートトレーナーが家にありまして、Zwiftというアプリを使いながら家にいながらトレーニングをすることができる環境があるのですが、平坦なコースを選ぶと2分で1km走れるんですね。

つまり、1時間で30km。

1000km=33時間くらい。

1日1時間だと33日??

(2日足りないw)

ということで、土日で距離を稼ぎながら平日もなんとか頑張るみたいな布陣にしてなんとかやってました。

12月は忘年会のシーズンもあり、土日が思うように時間使えなかったり、二日酔いでロードバイク乗れなかったりと(これは僕の意思の弱さ)色々ありましたが、なんとか31日に達成できました。

(金曜日に練習がないのが12月を象徴している)

ちなみにどんな練習をしていたか?というと基本的にSSTをしていました。なんでSSTをしたかというと、ZwiftのSSTの説明テキストに「どれだけやってもOK。やっただけ強くなるぜ」的なことが英語で書いてあったので、それを鵜呑みにする形でやりました。(単純)

(緑と黄色を行ったり来たりする練習)
(外ライドに行くとほぼZ1になる)

最終的にこのSSTを脳死的にやっておくが恐らく今回の富士ヒルブロンズにとって大事になりそうな気がしてます。

2022年1月

1月は12月の経験を引き続ける感じでずーーーっとSSTをしてました。
SSTが楽だな〜と思ったらFTPテストをして適正なFTPでSSTをやる、、みたいなことを繰り返してました。

FTPテストは月に1回くらいを目安でやっていました。
動画でもよく言ってますが、僕、FTPテストは結構好きです。笑

(12月頑張った分、ちょっとだけ気が抜けた月でもある)
(外ライドが少ないのでSST強度多め)

2022年2月

2月に入ると、なんか疲労感が強いというか、もっと上手にトレーニングできないのか?を考え始め、調べたところ、「CTL」という数値があることを知ります。

Stravaに課金すれば「相対的エフォート」という数値と「推定パワー」を出してくれて、これで『Fitness&Freshness』という機能で自分のCTLを管理し始めました。

(12月が無理しすぎだったこともここで知る)

自分のFTPで1時間出力したときの疲労を100とした時に42日平均の疲労度はどれくらいか?(≒どれくらい練習を平均で頑張っているか?)をCTLという数値で出しているそうなのですが、疲労度という数値もあり、自分の現在の状態を数値にして把握することができるので面白い指標となりました。

ただ、これはトレーニングによる疲労だけで、日常生活の疲労だったり、精神的な疲労は一切反映されないので、この辺の扱いは今でも困っているところではあります。

このCTLは1週間で3くらいをあげるのが1番適正らしく、ここを意識してやり始めたのが2月でしたね。

ちなみに、CTLは100まで行くと結構ガチ勢としてみられるらしく、50を一旦越えようぜ、みたいな雰囲気があったのでまずはそこを目指すことにしました。

練習は相変わらずSSTメイン。もうSSTまみれ。

(意外と800km走ってた。)
(2月もインドアメイン)

2022年3月

3月は仕事が本当に大変だった月でした。

異動があり、管轄する部署や部下が増え、今までとは違う思考回路で仕事に取り組む必要がでてきて、てんやわんやでした。そのため「正直練習どころではないでござる・・」という状態だったのが本音でした。(おい)

特に3月の2周目は初めての大阪への出張があったり、妹の結婚式があったりして物理的にロードバイクに乗れない時間ができてしまい、ちゃんと体が弱くなってしまった月間でした。

華麗なる下降具合。痺れますね。

動画でも話をしているのですが、この時は本当に弱くなってしまい、練習をしないと弱くなるという言葉を体をもってして実感しましたし、ちゃんと少しでもいいから乗り続けることの大切さをここで知りました。

一方とても偶然ではありますが、12月から積み上げ続けていた疲労をしっかり抜くことにも成功していまして、ここからはかなり計画的にCTLを積み上げることができるようになっています。

(前半のスカスカ具合と後半の追い込みがわかりやすい)
(トレーニングはSSTがメイン。Carsonも始めた。)

2022年4月

4月は3月の反省を踏まえて練習の量と質をかなり意識した月間でした。

「長い時間の練習をする」
「毎日頑張らない(疲労を取る日も作る)」
「朝に時間を作る」

この辺りを特に意識していました。
今までは夜に練習をしていたのですが、夜だとどうしても時間を確保できないことが発生してしまうため、朝に時間を確保しようとする時が増えました。

そもそも富士ヒルが朝早くからだったのでこの選択は比較的良かったように思いますが、朝に1時間クラスの練習(無印CarsonとかSSTとか)をやってしまうとその日の仕事に影響がでてしまうことがわかったので、比較的軽めに終わる練習(Carson-5など)をやっていました。

また、富士ヒルが90分であることを再認識して、90分間の出力を意識するようになっています。

結果的にこの辺りの練習の変更は良かったと思っていて、富士ヒル試走のあたりから、SST付近の負荷に強くなることにつながったと思っています。

ただ、FTPという点では、中々目に見えた成長を感じれず。
一瞬RAMPテストでめちゃ高い数値が出たものの、Alpe du zwiftというZwiftのコースのタイムは富士ヒル相当にはなれずという時期が続きました。

富士ヒルでタイムを出すという時に『Alpe du zwift』のタイムしか参考になるものがなかったので、ここで結果が出せない日々はかなりストレスでしたし、結構心がきつかったですね。

割と満遍なく練習はできている。
休日のライドはロングが多かったのでZ1が多い

ただ、肝心のCTLは中々上げることができず。
というのもCTLが60に差し掛かろうとすると体のどこかに不調がやってくるという流れがあり、休暇を求められてしまい、中々積み上げることができなかったです。

どうしても1日の練習時間が限られていることと、休日にガッツリ練習ができなかったことがここの停滞感につながっています。

4月に入ってCTLが横ばい

2022年5月(GW)

待ちに待ったGW!ということでここは飛び石の出勤日も有給にさせていただいて、めちゃ練習をしました。

4月30日はYoutuber友達のみきひとさんあさちゃんと富士山の試走。
ヘルメットを忘れるというハプニングを経験しながらなんとか登頂に成功。(このおかげで出発前に忘れ物を確認する癖がついた)

総じてめちゃめちゃ課題がありました。具体的には、全身が筋肉痛になって、腰が痛くなり、何もわからないことを感じたんです。

原因として『実走不足』につきるのかなと。

富士山と仲良くなるという点での不足もありますし、そもそも練習のほとんどがローラーだったのでこの辺りの経験値の不足が大きく出た感じでした。

この後は特に実際に外に走りにいくというのを意識して動くようになります。

その後はローラー練習もしつつ、尾根幹でV坂に行ったり、大井埠頭に行ったりして練習してました。

5月のGWの後半には、Alpe du zwiftで60分切りを達成したり、tom's cyclingのTOMIさんYOPIさんに牽いてもらうことでブロンズタイムを出せたりと、事実として成長を感じ始めたというのもありますし、メンタル的にも『いけるかもしれない』という自信を獲得できました。

個人的には、このTOMIさんYOPIさんとのライドがかなり経験として大きく、大好きな2人とライドできた、というのはもちろんなのですが、強い人の走り方を後ろからずっと見れたというのが大きかったです。

坂道での走り方、ケイデンス、スピードをあげるタイミング、あげ方、上半身、ハンドルの握り方、呼吸の仕方などなど。

ずーーーーっと後ろからみて自分に取り入れてみました。

全部ができたとは全く思わないけど、よくいう『強い人と走りなさい』というのはこういうことなのだと、実感しました。

これは正直、本で読んでも、話を聞いても、得られるものではなく、本当に有り難かったです。

(改めてありがとうございました)

この5月のGWから体的にもスキル的にもメンタル的にも上昇気流を掴んでいくことになります。

2022年5月後半

GWで調子を掴んだものの、練習の内容としては相変わらずSSTやCarsonがメインの練習を続けました。

GWでCTLも60の壁を突破。
体が高強度×長い時間の練習に少しずつ耐えられるようになっていくのを感じました。

練習はメリハリをこの時期は意識していて、「練習する時は練習する」「練習しないときは練習しない」というようにしっかり切り分けるようにしていました。

ただ、仕事が5月はプレッシャーがある仕事が多く、というか5月は本当に仕事が忙しかったので、朝と夜の時間をうまく使い分けながら、時には明日の自分に期待して仕事を終えたりしながらなんとか乗り切っていました。

10000mUP。多分1000km走った時より練習してた。
Z3,Z4の負荷が多い
CTLはついに5月末で70代に到達。

5月の最後の土日には最後の試走に。
ソロでブロンズタイムを出せるか?という検証&本番はStravaの計測区間のタイム+2分くらいをみないといけないということで、この辺りを意識してライドをしました。

結果はStravaの区画で1時間27分。
心拍数を序盤に180BPM overになってしまい、かなり焦りながらだったのですが、なんとかタイムは出せました。

実際に計測区間でも多分大丈夫だと思われるという結果と、ソロでもなんとか大丈夫という自信をつかめたのが大きかったです。

また、帰り道に奇跡的にYOPIさんに遭遇。
この際に当日までのアドバイスなどをたくさんいただき、このおかげで当日まで迷いなく過ごすことができるようになります。

(重ねてありがとうございます> <)

2週間前

ここからはRattlesnakeという練習を導入。
YOPIさんにおすすめしてもらったのでこれも脳死的に毎日やりました。

この赤い時が死にそうになる。

これはVO2Maxという有酸素系の運動をする&少しちゃんとトレーニングする人にしか全く必要ない言葉なのですが、一言で言うと「きつい時にどれだけ粘れるか」みたいな値があり、そこを刺激する練習です。

30秒くらい頑張って、15秒くらいレストがあるメニューなのですが、15秒のレストがあることでなんとか最後まで粘れるという魔法のようなメニューです。

逆に6月に入ったらSSTやCarsonなどのメニューはやらず、Alpe du zwiftなどのロングメニューもやらず、ひたすらRattlesnakeとZ2負荷をやるという日々に移行しています。

もちろんCTLは段々と下がっていくのですが、『ピーキング』というものを意識するとこういう作業が必要だとわかったので、勇気を持って少しずつ体を回復傾向に持っていきました。

ピーキング:試合で最高のパフォーマンスを発揮するために、練習などでコンディションを調整していく

この辺りの数値はGarminのスマートウォッチ(ForeAthlete745)を使って計測しており、この値を盲信していました。

最終的にやったFTPテストでは、『235w』を記録し、体重が当時60kgだったので『PWRは3.8w/kg』という結果に。

212w→235w

RAMPテストでやったのですが、恐らくRattleSnake効果だと思います。

この数値を過信して当日走るのはちょっと危険でしたが、一つ参考値としてこれくらいの力があるという事実を直前に知れたのは自分にとって大きな自信につながりました。

1週間前

1週間前から始めたのは『早起きの練習』『早くにご飯を食べる練習』『早くから体をしっかり動かす練習』です。

これはかなり効きました。

というのも私は朝の早起きが苦手で、朝早くに起きると基本的に体調が悪くなる人間でした。

ただ富士ヒルは7時に出走で6時くらいに現地入りするとすると5時にはホテルを出ないといけなくて、出走の3時間前にご飯食べたいから朝3時〜4時にはご飯食べないと・・

みたいなことを考えたら、取りあえず3時に起きてご飯を食べる練習から始めました

生活リズムを一気に変えることに対して少し不安感はありましたが、3日以上あれば体が慣れると信じやりました。

結論、これはめちゃ成功しまして、当日も普段と同じ感覚でレースに臨むことができました。

練習方面では、ピーキングは1番高いCTLから10%以内に収めると良いという話を読んだのでCTL70×90%=CTL63ということで、この辺りに収まるように練習量を調整しました。

6月6日以外毎日ライドしてました。
Z3,Z4の負荷は少なめZ5の方が多い。
CTLはレース前が64。

最後の足掻きとして機材系では、バーエンドキャップを軽いものの変えてみたり、ドリンクホルダーを軽くしてみたりしました笑

Meridaのカーボンホルダー20gくらい

また補給食として、スポーツ羊羹を購入したり、パラチノースを購入したり、マグオンを購入したりしました。

母からも物資が届いたりして

厚紙で送ってくるのがポイントです。
なんか色々調べて買ってくれたらしい。

当日が迫ってくるワクワクとドキドキが止まらない不思議な感覚でした。

前日

この辺からは時系列にしっかり記載します。

3時:起床
前日に購入しておいた朝ごはん(おにぎり)を食べて軽くローラーをまわしました。
時間にして30分程度。Rattlesnakeの最初の高強度だけやって、あとは軽く流すだけ。

自転車を洗車できてなかったことに気がつき、駆動部だけ洗車をすることに。最近購入した洗浄液のおかげで簡単に綺麗になるので洗車も楽しくなってきました。いいこと。笑

10時:出発
TimesCarを借りて荷物を積んで出発。
事前に忘れ物がないかをよく確認しながら。ここまでやったらどう足掻いても仕方ないので、リラックスしながら現場に向かいました。

13時:受付
現地は雨がざんざん降っていて、ブースはほぼ回れませんでした。残念。出展された方には申し訳ないなと思いながら…ささっと受付して、ささっと帰ってしまいました。

受付前後ではたくさんの視聴者さんからお声かけいただき、すごく力をもらいました。自分たちの出している動画がこんなにたくさんの人に見てもらえているのだとすごく感動しました。

15時:ホテル着→ご飯
先にホテルに着いて身支度を整えることに。
カーボローディングが良いという話を聞いていたので、ご飯のお変わりがし放題なビックボーイにいきました。

ここでもYoutuber友達のみきひとさんとあさちゃんとリラックスしながらご飯を食べれました。1人だと塞ぎ込みになるから、これくらいが逆に良かった気がしています。

(誘ってくれてありがとうございます!)

帰りのコンビニで明日の朝ごはんを購入し、泊まったホテルの露天風呂に入ってリラックスをして就寝。20時くらいには寝た。

肝心のピーキングはこんな感じ。

完璧だった。自分の見える範囲での準備は全部できた。これで無理だったら仕方ないというくらいに準備もできた。

そんな前日でした。

当日

3時 起床
コンビニで購入したおにぎりを1個、エナジーバーを1本、バナナ1本食べました。(もう少し食べたかも笑)

身支度を整えて駐車場へ向かう。

そういえば、外が普通に寒そうだったので、ホットオイルを体に塗りました。暑い感じはなかったけど、確かに寒い感じも少なかった気がするので効果あったんだと思います笑

5時30分 駐車場で準備
初めていく場所だったので少し緊張したが、会場から適度に離れた場所で混まずに入れて良かった。

ここでジェルを1本飲んで、エナジーバーを一口食べたと思います。
当日は雨は降っていないものの、気温が低く、緊張も合間って体が震える感覚がありました。

トイレにいく時についでにランニングをして心拍を刺激してみたりして、準備。周りにはローラー台で練習をしている人が多くて、本当はこういう練習もしたいな、、次は購入したいな、、と思いました。

個人的な体としては、ゆっくりアップしたい&心拍数は一度上げておきたいので、本当はこういう準備ができた方が良かったのかも。

6時30分 現地へ
ぴょんさんが第3ウェーブだったのでめちゃ遅刻やんとか思いながら、アップも兼ねてギアを重めにして坂道をダンシング。

こんなにロードバイクが集まるのか!!!すごい!!!
と感動しつつ、緊張感が高まるのを感じました。

現地でも「いつもみてます!」と話しかけてくれる人が多く、良い緊張ほぐしになりました。

7時10分 第4ウェーブ出走
当日もYoutube友達のみきひとさんと一緒だったけど、みきひとさんが一緒に走る予定の人が出走タイミングでいなかったことと、自分の現在の調子、周りの人をみて、僕はスタートに合わせていくことに。(みきひとさん直前に申し訳ない)

同じブロンズを目指しているバグかなさんを同じウェーブで見かけて、近くにいた方が良さそうと思いスタートと同時に出走を開始しました。

(一瞬で見失って、全く恩恵を受けられませんでした笑)

ほとんど一人旅でしたが、5月末に1人でもタイムを出せた自信と、その時より強くなれている自信が不安な心を押させてくれて、心拍数と相談しながら走ることができました。

一応タイム表を貼っていましたが、あまり見れず。
というのも見方がよくわからなかったので。笑

最後の方から風が強くてやばいなーと思いながらも、途中集団を作ってくださった皆様の力もあり、無事にゴールできました。

最後のシーン。

タイムは【1時間25分52秒】。
25分は切れませんでしたが、過去1番早いタイムを出せました。

1時間26分をギリギリ切れた。

富士ヒルのセグメントだと1時間23分26秒。
最後に計測した時が27分だったので4分くらい縮めたことに。

ちょっとこのタイムは嬉しかった。

心拍数のコントロールもケイデンスも色々が過去1番上手くできたなと思いました。本当はもっと早く走りたかったというか、走れたなーという感覚もありながらだったのですが、出し切れたというの本当に思います。

いやーーーーー楽しかった。

山頂では、本当に本当にたくさんの人にお声かけいただき、「ブロンズどうでしたか??」と聞いてくださり、それに対して嬉しい報告を直接することができて、本当に嬉しかったです。

写真もたくさんの人と撮れました。とても恥ずかしいですが笑 そうお声かけいただけるとすごく嬉しいですね。

Youtuber繋がりではバグかなさん、ダイガクさん、かつおちゃんねるご夫婦、ISSEYさんとも会うことができ、本当に楽しかったです。

最後に

僕は、運が良かったです。

偶然、家にスマートトレーナーがありましたし、Youtubeをやることでサボれない環境を作ることもできましたし、過去にダイエットをした経験から無理なダイエットをする必要もなく減量もできましたし、かなり無理を言ってしまったのですが、tom's cyclingのお二人と試走をすることで、本来10回以上試走をして得ることを1回で得ることができました。

というように、誰でも、忙しくても、半年あればブロンズいけるぜ!という保証はできないですが、忙しい人でもブロンズを目指せる!!!というのは証明できたのではないでしょうか。

その分、削ったものも多かったです。友達と会ったり、飲み会に行ったり、ダラダラする時間は0でしたし、読書をする時間や勉強をする時間もほぼ0でした。

「仕事」「練習」「動画」

という3つに集中した半年でしたが、ここまで集中できたのは本当に幸せでしたし、貴重な時間でした。

仕事も実は嬉しいお知らせがあり、会社内での異動がまた後日ある予定です。今までとはまた違う環境で責任の重い仕事をすることになりますが、こちらも頑張ります。

僕は平凡な人間で、特に優れたところもなく、才能もない人間です。
ただ、だからこそ努力することだけは諦めたくなかったし、そこだけは自分に嘘をつきたくなかった。

そんな中達成できた今回のブロンズ。
自分の自信に繋がりました。

この経験を元に、また次の挑戦に向けて積み上げていきたいと思います。

ゴール直後。いい顔してるわ。


ここまで長い長い文章を読んでくださり、ありがとうございました。
ブロンズを目指す!という人に少しでもタメになる内容があったら嬉しいです。

是非感想をTwitterを「@matsu_marketer」をつけて呟いてもらえると嬉しいです。必ず反応しにいきます。

ここまで1万字越え。
貴重な時間をありがとうございました。

それではそれでは。


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