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「青き思考の魔法使い」達へ、ギルドよりお知らせです

システムは置いておいて、人を見るために

 人の組織で最も大事なことはシステムだと教え込まれます。

チームワークとかPDCAとか

 でもそれは既存の物を作る、決まりきった企画をする時、すでに手順化されて効率化を押し広げるときのテクニックのようなシステムです。書店に並ぶ自己啓発系、ビジネス書籍はそういった基本システムの派生のような形をしているので時代に合わせてまた新しいものが出てきます。

 ですが物を作るということは人がまず第一です。というよりも人がそもそもの本質であり、その人を見つめることが出来なければ何も新しいものが生まれません。

 私は大学時代から現在にかけて気質、色彩の原則を持ってずっと人を見てきました。この原則を持って人が何かをしているのを見ていると様々なことが分析されて、適材適所であるか?どうしてこんなことが起きたのか?ということが少しずつ自分の中でわかってきます。

 そうするとなんの不思議もなく、まるで一枚の絵画を描くかのように盤面が見え始め、どこに何をしたらいいのか?ということが何となくわかるようになります。

・人の気質について

 気質とは古代ギリシアを発端としたものです(ここら辺もパワポ化してTwitterなどに乗せていきます)

4大元素という言葉を聞いたことがあると思います。

「火、土、水、風」

ファンタジーゲームが好きな人ならば

4精霊「サラマンダー(イフリート)、ノーム、ウンディーネ、シルフ」
4天使「ミカエル、ウリエル、ガブリエル、ラファエル」

 こんな感じの物を聞いたことがあると思います。これらはギリシアの哲学者たちが世界の根源「アルケー」を求めて彷徨った結果、出てきた物に精霊や天使を紐づけたものです。

世界はこの4つの要素から出来ているのではないか?ということです。

 そしてそれから時間が少し経つと、人というのは4つの液体で出来ているのではないか?と考える人「ヒポクラテス」が現れました。彼は人の臓器の動き、液体の動きを観察し、4つの液体を見出し、それを役割ごとに4大元素へと当てはめます。

これが「気質」の発端です。

「胆汁質」火  赤い人
「憂鬱質」土  青い人
「粘液質」水  緑の人
「多血質」空気 黄色い人



図で表すとこんな感じです。

 人はどれかの属性に属しているわけではなく、この4つを全て持ち合わせています。で、その気質のうちどれかがメイン気質です。

 例えば憂鬱質の人は「賑やか」なことは苦手ですが、たまには文化祭などで派手に活躍する、1人カラオケで歌を楽しむような「多血質」のような瞬間も出てきます。これは何の不思議もありません。人はそもそも4つの気質を持っています。

 それと、気質は色にも分類されています。ここら辺はゲーテやシラー、それからシュタイナーが大きくかかわってくることなのですが、それは後程。

・今の自分を受け入れること「青い人」

 全部の気質を説明していこうと思うのですが、まずは青い人から。

 土に属し、青色です。青色は「内包された輝き」を持つ色です。内包された輝きなので外側に光が漏れることなく、自分の中で光らせています。

「なので、思ったようにうまく動くことが出来ません」

 自分ではこうしたい、こうした方がいい。という風に考えているのですがどうにも体がうまく動かない。今日は気分が乗らない。学校の授業を休んでしまおう。でも休んだ後で色んな不安に襲われてきます。

「ああ、休んでしまった。授業に遅れてしまう」とか「お金が無駄になってしまった」などのようなことを考えてしまう感じですかね。

何をするにも不安で、何をするにも動きが遅く、周りからは「うつ病」なのではないか?と思われることもしばしば。

でも、そんな青い人の本質は内側の輝きです。

 青い人がうまく行動できないのは土にその根源を持っているからです。土っていうのは自分からは何も動かすことがありません。じゃあ地震はどうなんだ?と言われればそれは地下のマグマの動きであり、土自身が動くわけでもありません。土煙も結局は風がやってくれることなので。そのため、青いの人たちは自分を動かしてくれるような「火(赤)と風(黄色)」に憧れを持ってそれと関わります。

火でわかりやすいのがスポーツや経営者、冒険もの
風でわかりやすいのが音楽や楽しそうな雰囲気の物語

こんな感じの物に憧れを抱いて、そっちに行きたいなって思います。

 ですが人込みや「賑やかな空間」は苦手なのでそっちにはいきません。

 輝きが表に出ていないということは「人目には分からない部分でとてつもなく深い場所まで輝きが浸透していってます」

なので、この気質を持っている人たちは「芸術性」を発揮する分野に多く存在し、自分だけの世界を構築しています。というよりも

「何か一つのことを追及させたら、青い人はとんでもないとこまで行けます」

 私は胆汁質(火)がメインなのでこの憂鬱質はお隣さんです。自分の居る胆汁質の部屋から良く憂鬱質(土)の人たちを見ることが多いです。

 こういう青い人達を今ある組織や学校といった「赤と黄色」の世界に入れると大抵の場合病気になります。そりゃそうです、色が違うんですから。

無理をして自分とは違う世界になじもうとするわけです。

 病気にならないとしても、ずっと不安なまま過ごすことになります。その結果、不安を打ち消すために他の何かに病的に依存していきます。私も隣が青なのでそっち側に入ってしまい病気になって会社を辞めました。そんな感じです。

 ですが言わずもがな、現社会で働くことは少なくとも「赤色、黄色」になることを強要してきます。それは例えばチームワークとか、リーダーシップとか主体性を全員に強要するようなことです。

青い人が流れでリーダーとキャプテンとかそういうのになってしまうと大抵の場合ドツボにハマって抜け出せなくなり、そのまま落ちていきます。青い人はどちらかというと意味を考えたり、分析したりする方が向いています。

ですが、そもそも青い人はそんなことをする必要性が全くないです。

 少し前の時代だったら必要だったのですが、今の時代は自分の部屋にいる状態で誰ともかかわることもなく仕事が出来る時代だから必要ありません。ネットやSNSを駆使すれば自分の部屋から発信することが可能だからです。

ですが、それを可能にするのは「自分の内側にある輝きを、しっかりと磨いた時です」私は「憂鬱質(土)だから家で仕事をしよう」ではできません。

「就職しないでお金を稼ぐことに不安」な気持ちは分かります。わかりますが、そう感じるということは自分の内なる輝きを磨けていないことの裏返しでもあります。

自分の内側にあるものを徹底的に磨くことで「自分にはこれが出来る」という自信が初めて生まれてきます。何もななければ会社に勤めることになると思います。

 その輝きを磨くことでそれが可能になります。だから青い人たちは外の世界を無視して、自分の世界を追求し「その輝きを増していく方向へ」という感じです。それはどんなことでもいいのです。

・物語を書く
・絵を描く
・写真を撮る
・何か落書きをつらつらと書く
・人の足音を聞き分ける(これは私の知り合いに居ます)
・動物、植物を徹底的に観察してみる

 などなどこんな感じです。周りに合わせることができないのではなく、周りに合わせることが出来ないからこそ、自分の世界を構築することが出来ます。周りの世界に合わせることが出来るのは基本的に赤色と黄色です。そういうのはそっちに任せればいいのです。青色と緑色は自分の内なる世界の構築に全力を傾ければ良いです。

 私は赤色なので厳密には「ものつくり」は出来ません。どうしても物を作るときは「青色、緑色」の人たちと一緒にやらないと出来ないのです。

 しかし、私は赤色なのでこういった「彩方技研」のような場所を作ることはできます。最近の物語風に言えばここはギルドです。一緒に冒険に出る仲間が全員ヒーラーとか踊り子なら冒険は進みませんし、魔王だって倒せません。

「青き思考の魔法使い」

青い魔法使いはいつだって不安です。いつだって怖いです。次に何が起きるのかどうしようもなく考えてしまいます。その不安や恐怖が内側の世界への輝きを作ります。そうして練り上げる自分の世界。

それが世界に解き放たれた時、それはとんでもない輝きを放つことになります。

まずは自分を知ること、そして自分で何が出来るのか?

そのための足掛かりとしてサークルを開設しました

もし、聞きたいことがありましたらご連絡をお待ちしております。

※サークル内にはディスコードの招待URLも入っております

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