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【Gt.編 後編】レーベルメイトのPulse Factory/RED in BLUEが対談してみました

前編中編と書いてきたギタリスト談義もいよいよ最終回。後編というよりは番外編的なノリで今回は進んでいきます。どんなギターを使っているかで出したおい音の傾向や、その人個人のキャラがわかります。クセが強めな3人がお互いに使ってほしいギターを考えてみた。そして今後どんなプレイヤーになりたいかを語ってもらいました。

俺が持たせるならあれを持たせて扇風機で風を浴びながらステージの下からせりあがって出てきてもらう(Masaki)

―ちなみに今回「他の二人のニューギターを勝手に考えててください!」というお題を事前に出したんだけど考えてきた?
田:ええ!まずはYussanですけど絶対Killer(というメーカー)のランダムスター!!
Y:はは(笑)。
田:ちょっと高い位置で弾いてほしい。タンクトップだしマッチョだから絶対いいと思う。高崎晃さん(LOUDNESSという日本が誇るメタルバンドのギタリスト)的な。サウンドもテクニカルなフレーズもばっちりはまると思う!Masaki君はGretschのホワイトファルコン。
M:めっちゃカッコええやん!なんで??
田:Masaki君、背もでかいし低い位置でギター構えるから細いストラップ使ってホワイトファルコン構えたら絶対カッコいいと思う。音もパキパキしてるからはまると思うし。パワー全開のサウンドはYussanのkillerで、ニュアンス重視なフレーズだったりちょっといなたい感じのサウンドと見た目も込みでMasaki君のホワイトファルコンかなと。


―いいねーいいねー絶対似合う。二人同時にこれらのギター使われたらMVとか画がまとまらないだろうけど。。Yussanはどう?
Y:グッチの場合は見た目も込みだと思うから、王道だけどフライングV。それか逆に浮雲さん(2代目の東京事変のギタリスト。長岡亮介としてペトロールズのギターボーカルでも活動)が使うテレファントムみたいに特徴的な形のギターかな。フライングVはめっちゃ似合うと思う。
田:めっちゃほしかったんですよね。でも回せないんですよね。。。
M:そこは譲れへんのやな(笑)。
Y:そこも踏まえて

Y:Masakiはテレキャスターとかいいと思うな。バンドのサウンド的にも今は全然ありだと思うし、フォルムも似合うと思うし。前々からそれは思ってたかなー。
M:確かにテレキャスター型のSugiとか似合うんやろうなって思うし。ほしいなって思ってるし合いそうやなって自分でも思う。

―Masakiくんの考えてきたの絶対ふざけてるだろうけど気になるな。
M:まずはYussanですけどESPから出てるTHE ALFEE高見沢モデルのエンジェルギターですね。
Y:めっちゃ高いやつやん(笑)。
M:どんな音がするとか分からんけど、あれをYussanが弾いてるとか絶対おもろいやん。さっき言ってた『希』のソロとかあれで弾かれてみ?やばいやろ。Yussanが自分で選ぶってなったら選ばへんやろうから、俺が持たせるならあれを持たせて扇風機で風を浴びながらステージの下からせりあがって出てきてもらうな。Yussanはギターなら何を持っても似合うなと思うからあれが一番おもろいなって思う。
Y:ふふ(笑)。
田:絶対ヤバい。面白い(笑)。
M:グッチは緑から離れたいからな。俺の中で緑の反対は黄色なイメージだからザック・ワイルド(世界的にゴリゴリ有名なギタリスト)モデルのレスポールやな。しかも鎖のストラップで低い位置で構えてほしいな。あとEMG(音を拾うピックアップという機械のメーカー)とグッチならうまく付き合えるんちゃうかなって。

―ちなみにこれ俺も考えてきたんだよね。まずはMasaki君だけど、結構悩んだけどZemaitisのレスポール。
Y:あー(笑)
田:いいっすねー。

―それかギブソンのレスポールカスタム。前者を使ってるプレイヤーのイメージ例は布袋さんだし後者はPATAさん(X JAPAN)。バンドサウンドにもあのミッド感ははまると思うんだよね。Yussanに関して言うとネタじゃなくてマジではまるんじゃないかっていうのがYamahaのB'z松本モデル。ゼブラ柄のやつね。
Y:これもキワキワっすね。久々に見たな~。
―このギターロック式だし、ボディー小さいけど音もパワーあるからね。
M:似合いそう。
―グッチ君はTokai TALBO!
田:あーーー。
M:TALBOね!!
田:bodyがアルミだしボタン押したらピコピコ光線銃の音が鳴るとかギミックもありますもんね。音も早いだろうし。いいっすね!あとMasaki君もレスポール似合うと思う!
M:マジでー!!しばらく弾いてないなー

ーてかYuusanのギター全員濃いやつ選んだね。
Y:ちょっと弾いてみたいですけどね(笑)。

テクニックや速さだけでなくリズムアプローチで曲を引き立てれて魅せることができるギタリストになりたい (Yussan)

―最後になんだけど、一バンドマンとしてだけじゃなく一プレイヤーとしてこうなっていきたいなっていうのはある?
田:自分らしさと今求められていることのマッチングを瞬時にできるようになりたいですね。我はきちんと入れるけど曲を殺さずっていうコンポーザー目線のトータルバランスを深めていきたいです。あとリズムの安定感っていうところを強化したいですね。早さだったりテクニカルを追い求めてきたとこもあるので、今剛さんやトモ藤田みたいなグルーヴィーでギター1本でノリをしっかり出せて歌が聞こえてくるみたいなプレイを追求したいなと。

―Yussanは?
Y:俺もプレイヤーという言い方だと、リズムというところは強化したいのでデモづくりもしながらどんどんリズムに乗れるギターを弾けるようになっていきたいなと思いますね。派手なこともしたいけどテクニックや速さだけでなくリズムアプローチで曲を引き立てれて魅せることができるギタリストになりたいですね。コンポーザー的な視点でいえばギターフレーズだけでなく、曲作りという点での引き出しをどんどん見つけて増やしていいものをたくさん生み出していきたいなと思いますね。

―最後にMasaki君
M:僕は二つの意味で歌えるギタリストになりたいですね。物理的に歌もうまいって方にもいきたいし、ちゃんとギターが歌ってるっていうプレイをできるようになりたいですね。手癖とはちがうと思うんですけど俺のフレーズっていうか、これが聞こえてきたら俺っぽいなっていうスタイルを作りたいなとは思っています。「このひとの曲をコピーしたい」ってなったときにこのフレーズを弾いたらこの人っぽくなるみたいなのってあるやん。それこそB’zとかもそういうのあると思うし。このフレーズを頻繁に使っているのはこれしかないんじゃなく、絶対意識して使ってるやんみたいな。そう言ったプレイで俺っていう部分を印象付けれるようになりたいかな。でもまずは歌やな!

―じゃあいつかはソロアルバムを出すかもってこと??
M:そうですね!hideさんの立ち位置ですね!・・・リスペクトしているのにhideさんのファンに怒られそうやな。今のは書かないでください。。。布袋さんの立ち位置ですね。外タレってギタリストもみんな歌うまいやん。そこを目指します。
―じゃあまさにZemaitisを買うかもっていうフリになったね(笑)。みんな長丁場ありがとう!!

やはり3人ともギターが大好きなんだなと感じました。是非ギタリスト座談会を配信して欲しいなというくらい話題は尽きませんでした!おすすめの聴き所をCD聴き直したり、ライブの際はそこの部分に注目してみるとまた新たな発見があるかもしれないですね。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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