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料理というマルチタスク地獄をハックする【ASD/自閉症スペクトラム】
僕は料理をするのが割と好きなのですが、やっぱり料理はマルチタスク。
下ごしらえと調理を同時に進め、炒めものをしながらお皿洗いもして、料理の完成と共に調理器具はあらかた洗い終わっている…なんて手順に憧れませんか?笑
ASDの傾向を持つ僕は、マルチタスク(注意の切り替え)が苦手なので、上記のようにスマートにパパパッと手際よく料理を進めていくのが苦手です。
いわゆる”手際の良さ”を追い求めると効率が下がり、料理に時間がかかってしまいます。
でも、ASD傾向があってもなるべく効率よく楽しみながら料理をしたい!というときに使えるライフハックをシェアします。
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ライフハック!とかかっこよく言ってみたものの、意識するべきことはひとつだけです。
手順をマルチタスクからシングルタスクに変換する
これのみです。
ASDとの付き合いが長い方にとっては常識だと思いますが、これは料理に限らず生活全般に使える手段です。
僕が今日作った肉じゃがを例にとって説明します。
まず、冒頭の”スマートな手順”は一切忘れましょう。(これ大事!)
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①使う食材を使うぶんだけ冷蔵庫から出して全部並べます。
②具材を切ることだけに集中します。
切った具材は入れるまとまりごとにボウル等にまとめておきます。(フライパンにつっこむときに楽になります)
肉じゃがの場合は野菜、肉、最後の彩りの野菜といった感じでしょうか。
③事前に調味料を合わせてボウルに入れておきます。
肉じゃがでいうと水・醤油・みりん・酒・砂糖・だしあたりですね。
※これを加熱調理中にやろうとするとテンパります。笑
④フライパン(or鍋)で火を使う段階に入ったらそれだけに集中します。
具材と調味料を順番につっこんでいけばいいだけです。
⑤煮物の場合、弱火で長時間煮る工程に入ってはじめて、調理器具を洗う作業に入ります。
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以上のような感じでひとつの工程にのみ集中することで、混乱もなく結果的に素早く料理ができます。
ポイントだけまとめると、分け方はざっくり
①下準備
②加熱調理
③後片付け
の順になります。
多くの人が料理をするときには、これらの手順に①②③など順序をつけずに同時進行で進めているのです。
僕も憧れてやってみることありますけど、そういうときに限って大事な調味料を入れ忘れたりしてしまいます…。
おいしい料理を食べるためにも、料理自体を少しでも楽しむためにも意識してマルチタスクからシングルタスクへの変換をしてみるといいのではないでしょうか!
以上です!
記事のサムネ画像は今日作った肉じゃがです。
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