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静かに生きていきたいだけ

転職のための面接が数日後にひかえている。

一般的には、今後のキャリア形成について聞かれることが多いらしい。ぼくも例にもれず一端の求職者…ということになるので、この点については考えをまとめておかなければならない。

最近はキャリアや生き方について考えると、夜な夜な不安に見舞われるところでもあり、「自分は本当にこの先やっていけるのだろうか…?」と思考がぐるぐる。体調も崩しがち。

そんな感情の環状線から抜け出すために、noteを更新する。

エンジニアのキャリア形成について

ぼくは一応エンジニアとして働くことを目標としている。エンジニアでは、よく「スペシャリスト」と「ジェネラリスト」という括りでキャリアが語られる。

スペシャリストは、技術に特化したスーパーなエンジニア。対するジェネラリストは、技術に関する知見もありながらチームのマネジメントも行う総合型。Appleで例えるなら、ウォズニアックがスペシャリストで、ジョブズがジェネラリストといえる。

色々な求人を調べてみると、一般的な若手採用市場では長期的な目でジェネラリストになることが求められるようだと分かった。

そして、自分を考えてみると、どちらかというとスペシャリスト寄り。組織を引っ張っていき、バンバン意思決定をしていくのはガラじゃないと思ってしまう。

チームの一員として開発に携わることができれば充分だと、心のどこかで思っている。新しい技術について狭い範囲の人しかわからないような話題をネタにして盛り上がりたいタイプだ。

人生観について

次に、人生の方向性について。

前職を休職、退職してわかったことがある。それは、ただ静かに暮らしたいだけだということ。

いつだったかは忘れたけど、ある日ふと悟った。「ああ、静かに生きられるだけで幸せだな」と。刺激の少ない人生が自分にはお似合いだと知った。

冗談だと思われるかもしれないけど、本心で二度と遊園地に行けなくても良いと思っている。バンジーとかジェットコースターには積極的には乗りたくない。富士急には行ったことないし、ディズニーはもう20年近く行っていない。

もちろん、将来的に家族やパートナーと一緒に行こうとなれば喜んで行く。

静かに暮らしたいだけな自分がエンジニアを選ぶ理由は、3つ。

幼い頃から興味があり、パソコンにワクワクしていたし、今も好きなことがひとつ。

営業や事務ほど人と話さない職種だということがひとつ。体力を消耗しなくて済む。

そして(一般的に)給料が低くないこと。多くの人より体力のない自分は、短時間の稼働でたくさん稼げたほうが助かる。

フリーランスでやっていくのは?

そんなに人と関わりたくないならフリーランスでやってけば?

ごもっともすぎるし、ぼくも全然それでいいと思っている。

今回面接をしてくれる企業は、事前の面談でぼくの特性や前職を辞めた経緯を伝えていて、その上で「面接を受けてほしい」と連絡をくださった。

普通じゃないぼくが言うのもあれだけど、普通ならこんなやつに興味を示さないだろ、と思ってしまう。それでも「受けてくれ」と言ってくれるならば、それに応えたい。

面談で話を聞いた感じも、社員個人個人にかなり配慮してくれるようで、在宅勤務なのもありがたい。ここならもしかしたら自分でも働けるかもしれないと一縷の望みを抱いてしまった。

とはいえ、合否は正直もうどっちでもいい。ダメならまた道を探すし、OKならその居場所で精一杯やるだけ。


よし、一通り整理できた。

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