ぼくが買わないビジネス書
本、読んでますか?
毎日のように出版されるビジネス書。年収を上げたいとか、会社でもっと効率よく仕事がしたいとか、そういった理由でビジネス書を買う人は多いと思います。
でも、色んな人がいろんな切り口の本を出版するので、「いったいどれを買ったらいいのかわからない!」という気持ちになりませんか?
ぼくも本屋さんでじっくり悩むことが多いのですが、本を選ぶときの「あるルール」を決めてからは悩む時間がグッと減りました。今回はそのルールをご紹介します。
個人にフォーカスしている本は買わない
この「個人にフォーカスしている本は買わない」というのがぼくなりのルールです。
例えば、ある事業を成功させた社長がどうやって会社を成功に導いたかが書いてあるような書籍のことです。
ビジネス書を買う目的は何でしょうか?
ぼくは、自分の人生をより良くするためにビジネス書を読みます。そう考えると、ただ1人が成功した手法が自分に当てはまると考えて買うのは遠回りに思えてくるのです。
例えば、非常に内向型な人が自分と真逆のタイプのホリエモンの『多動力』を読んだとします。自分とは違ってバリバリ行動をするホリエモンの言葉に感銘を受けて触発されるかもしれませんが、それを同じように生活に取り入れるのは相当困難なはずです。
…という今の例え、実はぼくの体験談です。笑
そんな経験もあり、いまでは同じ値段で本を買うなら、科学的なエビデンスに基づいている書籍を選びます。そういった本は実験をもとに統計的に現実の問題へアプローチするので、自分も取り入れたらうまくいく可能性が高いからです。
ホリエモンの考え方は結構好きですし、行動力にも憧れますが、実際にぼくがやろうとするのは難しい。となったときに、次に検討するのは「内向型はどうすればうまくいくのか」ですよね。そんな本を探せばいいわけです。スーザン・ケインさんの著書などですね。
…とまあ、こんな感じでいろいろ本を読みながら考えていくと、あることが見えてきました。冒頭の主張に戻りますが、科学的なアプローチが有効だということです。
例えば、メンタリストDaiGoさんが出版されているような書籍です。DaiGoさんの本はその内容すべてが実験に基づいた科学的なアプローチなので、多くの人に当てはまる可能性があるということです。実際にぼくもDaiGoさんの本のテクニックを実践していろいろいいことがありました。
科学は偉大です。
個人にフォーカスした本を買うことも実はある
先ほどは「ひとりの成功例しか書いていない本は買わない!」と書いたのですが、まったくのゼロではありません。それこそ、ぼくはホリエモンの本をそこそこ読みます。笑
あとは、元大阪府知事・大阪市長の橋下徹さんの著書も買います。(橋下さんのAbemaの番組も毎週見てます)
ではなぜ買うのでしょう?
それはもうシンプルにファンだからです。笑
コレに関してはそもそも本を買う目的が違います。人生を変えるために買うのではなく、その人の考え方に触れるのが楽しいから買うのです。
小説を純粋に読み物として楽しむのと一緒ですね。ビジネス書のコーナーに売られていて、内容も先述のような「こうしたほうがいい(とオレは思う)!」という主張の本なのですが、好きな著者の本は有無を言わさず買いたいものは買うのです。笑
熱くなってきちゃったのでそろそろキーボードを叩くのをやめます。
兎にも角にも、人生を変えたければ科学の力に頼りましょう、ということでした。ちゃんちゃん。
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