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「運営」に関するもの

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文学賞の「運営」についての考えや活動報告です。
運営しているクリエイター

#小説

本屋大賞の創立者にお会いしました。

「あなたの悩みと解決法は、書物の中にもう書かれている」 と誰かが言っていました。 全くそのとおりで、民間文学賞の立ち上げにあたって、 「新しいことをしている人はどうしているんだ!?」 と考えて本を開くと、植松努さんの『空想教室』の中に、こんな一節が。 「気の合う人よりも、経験がある人に相談しなさい」  なるほど!! すぐに文学賞の創立に携わったと思われる人をネットで探し、片っ端からメールと電話。もう営業活動です。ただ、ほとんどは得体のしれない活動ということで反応はナシ。

【民間文学賞】今までの活動の流れ②

前回からの続きです。 もし未読の方はこちらからお読みいただけると嬉しいです。 ①文学賞の存在価値 さて、文学賞の原型が決まった訳ですが、同時にあることも決意しました。 それは 読書好きだけが勝手に満足して、終わりにしない ということ。 既存の文学賞のアンチテーゼといった側面もあるのです。なのに、存在感もなく、自分たちの間だけでしか認知されないような文学賞だったら 通ぶった人たちが集まって「俺たち(私たち)くらいになると、○○とかよりも✕✕の方が良いと思ってるんで!」と