暦擬人化-二十四節気06「穀雨」さん
趣味で暦の上を擬人化しています。
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2022年は、本日4月20日〜5月4日までが穀雨(こくう)。
トップ画像の英訳文は、国立天文台の英語版サイトからの引用です。二十四節気、英訳の方がわかりやすい説。
穀物の葉の上に降り注ぐ、恵みの雨がモチーフです。
雨といえば梅雨を思い浮かべますが、意外にも二十四節気で「雨」とつくのは春の雨水と穀雨のみ。
それまで氷だったものが溶けたり、作物の生長のための雨という側面があるからでしょうか。
デザインについて
二十四節気がそれぞれ持っている、七十二候の要素をふんわり入れています。
穀雨に含まれる七十二候は
初候|葭始生(あしはじめてしょうず)
次候|霜止出苗(しもやんでなえいづる)
末候|牡丹華(ぼたんはなさく)
の3つ。
胸のあたりの謎の茶色い棒は、穀雨の初候「葦が生え始める」というものから。古くからよしずやかわぶき屋根など有効に使用されていたという水辺の植物ですね。葦をどう表現しようか悩んで、アシは尖った葉で、プラスして特徴的なガマの穂を入れました。
次の候では霜がやんで苗が出て、そして終わりの頃には牡丹が咲く時期、ということで牡丹の花を前垂れの柄に。穀物のための雨、という意味合いから穀物の実を入れてみたり。
雨が多く見えにくいところもあって、片目が隠れる髪型にしました。
現代だと「雨か〜いやだな〜」となりがちですが、
作物の生長には大事なもの。
嫌われたとしてもまっすぐ役割を果たす、そんな雰囲気のキャラになっていればいいなと思います!
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