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ただ今解放タイム〜私に話しかけないで下さい〜

我慢に変わる私の選択肢

このテーマを見て、「いや、基本的に母は色々我慢しなあかんやろ!」「子育てって我慢でしょ」と思ってるところがあり「そんな選択肢無いわ!全くもう」とプンプン怒っていたのだが、あったあった、少し考えてみたらしっかりとってましたわ、私の解放タイム。カッコつけてました、すいません。笑

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日中はこどもに占領されているテレビ。

昼間に私の好きなドラマや映画をつけると、「ママの見るやつは怖いから消して」と言われ、なかなかゆっくり見ることができない。

ママだって、こどもに見せられないような映画やドラマ(そんな変なもんじゃないですよ、刑事物とか少しバイオレンス的なものとか、ほら、ジュラシックパーク的なものとかそういうのですよ)も見たいのよ。最近ではAmazon primeに入っているバチェラーの新シリーズとか最高に見たいのよ。

お金持ちでイケメンのハイスペック男子を女性参加者が奪い合う(簡単にいうたらそんな感じ)恋愛リアリティー番組のバチェラーが好きな私だが、今回のバチェラーは参加者みんなと真剣に恋愛していくからいろんな人とチューしちゃうし大人な展開が多く、5歳娘がみるとちょっと混乱しちゃうかもしれない。

でも、母はあーでもないこーでもないとピーピーいいながら大画面でみたいのよ。それがストレス発散なのよ。

じゃあ、いつ見るのかといったら。
他の世の中のママさんたちと同じではないでしょうか、それは寝かしつけが終わって奇跡的に生還できた夜。

旦那くんがリビングにいなくて部屋でガンダムを作っている夜は、すかさず自分解放タイムとさせていただいています。

コンビニに甘いお菓子やポテトチップス(本当はアルコールがええんやけど授乳中のため諦めております)を買いに行って準備OK。

あとはひたすらお菓子を食べながら家事を放棄しながら自分の見たいものを見る。

えー!うそやん!
そらあかんやろ!などと言いながら、
時には激しく頷きながらポテトチップスを貪り食う。

普段は「おやつの時じゃないとお菓子食べたらあかんよ!」なんてどの口が言っているのだろう。

でも、これがないと精神のバランスがとれないのだ。

お母さんは、お母さんに縛られすぎてはいけないと思う。お母さんって基本的に幸せに過ごさせてもらってるんですけど、ちょっとしんどいなー、逃げたいなーて思うときもあるでしょ。でも逃げられんでしょ。

そんな時は、お母さんを横に置いといて、自分の欲望を解放することがいいと思う。

時にご意見番の上沼恵美子様になり、
時に大食いのギャル曽根ちゃんになり、
時に何もしないのび太になる。

どこかで自分を解放してあげないと、また明日も頑張れなくなる。

解放タイムの時は、旦那くんも何か察しているのか、私に声をかけないでいてくれる。
自分でお茶を飲みにきて、何かをチンして勝手に食べたり、黙々とガンプラを作っている。

私から、「なにも話しかけないでくれ」というオーラがでているのかもしれない。

毎日毎日数分に1回「ママー!」と呼ばれているんだもの、数時間誰からも呼ばれない時間は貴重なのである。

あー、ドラえもんが後ろにたまった皿でも洗ってくれないかなーなんて思いながら。

そこは明日の自分がせなあかんのやろな、てのもちゃんとわかっていながらも、今はしない。何もしない。

バリバリポテチを頬張りながらグタグタ1人で過ごす自分解放タイム。

至福なことこの上ない。

そのうち子どもが大きくなったら、至福解放タイムなんて至福でもなんでもなくなるのかもしれない。

あの時はよかったなぁなんて思うのだろう。

でも今は、この時間は貴重だと感じるし、必要だと思う。

普段はもちろん頑張るけれど、たまにはそんな時間もとりながら、バランスよく、末長く、ママをやっていこうと思う。

#我慢に代わる私の選択肢

日々の中で、家族の笑顔を守るための何かに使わせていただきます。本当にありがとうございます。