AR3兄弟長男、川田氏が楽しく現実を拡張していく
おはようございます。ドドルあおけんです。
このnote、土日は普段のビジネスのお話からスローダウンして、週末モードのお話をしています。
エンタメの日曜日。今日は、ラジオでたまたま聞いたアジカンのゴッチさんと対談していたAR3兄弟の長男川田十夢(トム?)さんを知り、そこからその活動を探ってみました。ARという新しい技術がエンタメをどう変えていくのかがざっくり分かる回となっています。
(左が川田氏)
ゴッチさんとの対談の内容
4月12日(日)放送のJ-WAVEのPodcast連動プログラム『INNOVATION WORLD ERA』の対談の一部がこちらのサイトに掲載されていたので抜粋させていただきます。
第5世代移動通信システム(5G)では、4Gよりも通信速度が飛躍的に向上する。川田は、現状の動画のような2次元的なものから、情報空間の奥行きが生じて「空間的な作用や体験をより伝えることになる」と解説。ライブの楽しみ方が変わり、まるで会場にいるような感覚を得られるようになるそうで、今のような時期だからこそ提供すべきものだと語った。
5Gの圧倒的な通信速度の活用ポイントってそこまでたくさんない印象なんですが、AR(拡張現実)やバーチャルリアリティの技術を使ってライブ体験をより豊かにしていくという方向はひとつありますね。
コロナの影響もあり、ライブ体験をどこまでバーチャルに再現できるかというのはエンタメ×テクノロジーが向かうべき一丁目一番地になりそうです。
実際どんなことが実現できそうなのでしょうか?
川田:「今までのライブ盤の楽しみ方って、耳と目で平たい情報、要するに2つの感覚だけで再現させているんですね。
ほかのところは人間の想像力で、ライブに行っているかのように高揚させている。でも、ちょっとした、周りにいる人たちの雰囲気や声、館内の様子とか、触覚的な感覚をより備えられたら。」
後藤が「新しい技術によって、特定の役割の視点を体感できるのか?」と問いかけると、川田は「出てくると思います」と回答。
「ライブでPAさんの卓なんて触らせてもらえないけど、触っているかのような感覚とかね。役割を持ってライブに参加するのも楽しいと思います」と、観客や演者にとらわれず、さまざまな視点からライブを楽しめるようになる可能性があり、それが醍醐味のひとつ、だと語った。
ラジオでは、ゴッチさんがそしたら視聴者がゴッチの目線でライブに参加できたら面白い、という話に発展してました。
例えばライブ会場でゴッチの視点のカメラが設置されていて、今の技術だとゴッチの音声は切って、代わりに自分の声で歌えるような機能を追加することもできるので、まるで自分が演者となってアジカンのフロントに立って大観衆の前で歌っているような体験を提供できたら面白い、と話が膨らんでいて、そんな未来が結構すぐ来るかもなー、と思いました。
川田十夢氏とは?
そんな川田さん実際どんな方なんでしょうか?こちらのサイトにプロフィールがあったので転載させていただきます。
1976年熊本県生まれ。10年間のメーカー勤務で特許開発に従事したあと、やまだかつてない開発ユニットAR三兄弟の長男として活動。
今年で10周年を迎える。主なテレビ出演に『笑っていいとも!』『情熱大陸』『課外授業 ようこそ先輩』『タモリ倶楽部』など。
劇場からプラネタリウム、百貨店から芸能に至るまで。多岐にわたる拡張を手がける。WIREDでは2011年に再刊行されたvol.1から特集や連載で寄稿を続けており、10年続くTVBros.での連載は2020年に書籍として発売される。
毎週金曜日20時からJ-WAVE『INNOVATION WORLD』が放送中。新会社(tecture)では、建築分野の拡張を目論んでいる。
なかなか多才な方ですね。
どんな作品があるの?
キューピーが提供する3分番組で川田さんが紹介されていたので、どんな作品を手掛けてこられたのかご紹介します。
川田さんは拡張現実という技術を使って、スマホを使って現実を拡張していく手法にエンタメ要素を取り入れてその分野で独自の地位を確立している人です。
(非常口にスマホをかざすと)
(人が動き始める)
技術すげーではなく、あー面白かったをめざしているといいます。
(スマホで星の光を操作できるプラネタリューム)
今後については触覚をどう拡張しようかということに思いを馳せているようで、例えば遠くにいる恋人の肌の感触を再現して一人でいるときも触れ合えるようなことができたら、というロマンチックなことをおっしゃっています。
最後にコロナで三密を避けようという都知事の呼びかけを拡張現実世界で表現したこちらをご紹介。ゲームの世界で出てくる人検知センサーをモチーフに三密状態にある場所をスマホをかざして検知できるテイにしているようです。面白い。
ということで、本日のお話は以上です。
明日は、マーケティングの月曜日。 LINEのミニアプリについてチェックしてみたいと思います。
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エンタメの日曜日
それでは今日もよい一日を。
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