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「オンライン映画館」日本初配信作品や個性豊かなミニシアター作品を上映

新型コロナウイルスの影響でオンライン飲み会やオンライン授業など「オンライン〇〇」の普及が加速しているなか、『オンライン映画館』もスタートしています。オンライン映画館とは、チケットを購入し決められた上映時間に視聴したり、一定額を支払うことで配給作品が見放題になるなど方法は各社様々で、売上から寄付をする動きも見られています。

映画館運営のアップリンクでは定額購入で作品が見放題「アップリンク・クラウド」

6月1日から渋谷・吉祥寺ともに営業を再開しているアップリンクでも、オンライン映画館「アップリンク・クラウド」を提供しています。60本の作品が3か月間 2,980円で見放題のプランや、配給会社別の見放題配信パックなどがあり、寄付込みのプランを選択することもできます。日本初配信の作品や不朽の名作など、映画ファン必見の作品が用意されています。

配信・決済のプラットフォームには動画共有サイトの「Vimeo」が利用されており、視聴者はVimeoにアカウント登録が必要。登録はGoogleやFacebookから簡単に設定ができるようになっています。アカウント登録後、プランや作品ごとに決済し視聴の流れ。視聴はPCやスマホ、タブレットからストリーミング再生のみとなっており、端末へのダウンロードやオフライン再生はできない仕様。ChromecastやApple TV、Amazon Fire TVがあれば自宅のテレビでも視聴ができます。

動画共有サイト「Vimeo」https://vimeo.com/jp

上映時間に視聴で映画館気分を味わう「STAY HOME MINI-THEATER」

斎藤工監督作品など、ミニシアター作品を中心に上映しているのはSPOTTED PRODUCTIONSが企画を手がける 「STAY HOME MINI-THEATER powered by mu-mo Live Theater」。こちらはあらかじめ上映日・上映時間が決められており、より一層リアルの映画館に近い体験ができるオンライン映画館。ミニシアターの魅力でもある上映後の監督やキャストによるトークショーも併映されています。上映ラインナップを見てみると特別先行上映の作品もあり、いち早く作品を観たい方にもおすすめです。また収入から経費を差し引いた額を、上映作品ごとに定めた対象劇場と配給・製作サイドで5:5で分配するとしています。
※6月8日現在、作品の上映は終了しています

視聴・決済は、avexが運営する「mu-mo Live」という無観客ライブ ・プラットフォームを、この企画のためにカスタマイズされたものを使用。作品の購入には+IDというavex各種サービスで利用可能なIDの取得が必要で、視聴はPC、スマホ、タブレットから。購入前に再生テストも可能です。こちらは生配信となっており、購入した作品の上映時間のみ視聴ができる仕組み。上映途中から視聴画面に入っても、最初から視聴できないので注意が必要です。