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「Slow LIVE’20 in Forum」に行きました【感染対策はどのように行われていた?】

新型コロナウイルスの感染拡大により2月頃から多くの有観客ライブが中止となりましたが、感染対策などを徹底しながら、新しいかたちで少しずつライブが開催されるようになってきていると思います。
今回筆者は、9月26日(土)に東京国際フォーラムにて開催された「Slow LIVE’20 in Forum」に実際に足を運びライブを観てきました。

こちらの記事では、Slow LIVEが開催にあたり、どのような感染対策を行っていたかをまとめていきたいと思います。

このSlow LIVE、通常は毎年、東京都大田区の池上本門寺にて行われている野外フェスです。今年はコロナの影響により、日比谷野外音楽堂と東京国際フォーラムに会場を移し開催されました。

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感染対策としては以下の4つの区分にわけられて、HP上でも分かりやすく記載がされていました。

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こちらはホールに上がる前のロビーの様子です。スタッフの方たちは全員フェイスシールドを着用していました。
まずサーモグラフィーカメラを持ったスタッフが検温、次に靴の消毒マットが設置されていました。チケットのもぎりや電子チケットのスマホ操作も全て自身で行います。最後に手指の消毒を行い上階に上がれました。
また、今回は座席によって入場開始時間が分けられており、観客同士が極力接触を避けられるよう配慮されていました。上階では物販も行われていましたが、ビニールカーテンの設置や電子決済が推奨されていました。

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これまでのライブと一番大きく違ったのは、座席の両隣や前後に人がいなかったことです。今回は座席数を50%以下にして開催、更に最前列は販売されていませんでした。もちろんマスクの着用も必須ですし、全体的にどこか緊張感というか、すこし張り詰めた雰囲気を感じました。ライブ開催中も、会場の全てのドアを解放して換気を行っていました。

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ライブはPEARL CENTER、yonawo、TENDRE、堀込泰行の4組。久々の生の音。生のライブは本当に響きました。

アーティストの方から「最近は配信ばかりで、配信慣れしちゃって・・」という言葉があったのですが、実際聴く側のこちらも確かに配信慣れしてきているかもしれません。けれど久しぶりに生のライブを観て、くくりは同じ“ライブ”でも、生と配信は本当に「別物」だと改めて思いました。どちらにもどちらの良さがあって、アーティストの方たちも構成や演出、見せ方など全然違う作り上げ方をしているんだろうと思います。
この先、以前のようなライブの場が戻ってくるのはもちろんですが、配信もひとつのライブ方法として、なくなることなく楽しみ続けていけたら良いですね。

今回のSlow LIVEは、後日ZAIKO、PIA LIVE STREAMでのストリーミング配信が決まっています。気になる方はチェックしてみてください。