前途多難

【注意】
不妊治療を経て、
妊娠中の妊婦のnoteになります。



今回のnoteは、
現在、私の状況、思いの記録になります。



先日、妊娠後期に入りました。

不妊治療の期間はとてもとても長く感じたのに、
妊娠期間はあっという間です。

不妊治療の間はそれくらい感情が目まぐるしく、様々なことがあったのだと改めて思いました。


しかし、
順調な時こそ慎重にならなければいけなくて。


今日妊婦健診があったのですが、
帝王切開の可能性がかなり高くなりました。


理由は、
以前も記事に書いた「腫瘍」のせいです。

しかも、
位置がとても悪くて普通の帝王切開ができないらしく…

現在通っているマタニティクリニックでは処置ができないそうで、今後の経過で確定したら近くの大学病院への転院になるとのこと。

腫瘍の大きさは、58mm…
子宮口の近く、お腹側に大きくぽっこり。

1ヶ月前は40mmくらいと聞いていたけど、
どうやら大きくなっているらしい。。。
この短期間で。。。
ホルモンの影響なのか。。。


まだ確定ではないのですが、今日の先生の感じだとほぼ確定のような感じでした。



一般的な妊婦さんたちのように陣痛を待ち、
死ぬほど痛い陣痛を経験して、
カンガルーケアして、

想像力を膨らませて、お産のYouTubeみたり、記事を読んだりして、自分なりにお産に向けて構えていましたが、雲行き怪しく。




しかし、そんな不安をよそに、
赤ちゃんは逆子ではなく、
しっかり頭を下にしていてくれました。

ただ、腫瘍が頭に当たっていて、通常よりも頭含めて全体的に赤ちゃんが高い位置にいるとのこと。


心音も聞いたけど、ほぼ胸の下くらいで聴こえて…

その時は「どんな体勢になってるの。。。」
って思ってましたが、

どうやら丸っこく縮まってる上に、高い位置にいるから、通常の人とは違う位置で聞こえたらしいです。


エコーでもみましたが、
たしかに窮屈そうでした。

それでも、成長は順調。
全体の大きさだけでいうと、通常よりも2週間ほど早い成長。(男の子というのもありますが)

その事実だけで、ホッとする。
安心する。



帰り際に先生に呼び止められました。

先生「まとのさん、結婚して何年?」

私「え、もうすぐ6年になります。」

先生「そうか、たしか不妊治療は浅◯さんだったよね。」

私「はい。」

先生「産まれ方はこちらでも検討させてもらうし、私たちもよく考えておきます。大きい病院の場合は◯◯◯大病院にいい先生がいるから、しっかり紹介するから。せっかく授かった子どもだから、絶対に元気な子を産ませてあげるから。心配しないで。」


とてととても心強い言葉をいただきました。

扉閉めた瞬間、泣きそうになりました。


そうだよ、ここまでやっとこれたから。
普通に産めなくても、大丈夫、
ちゃんと成長して元気に産まれてくれれば。
それ以上は望まない。
望んだらバチが当たる気がする。

私の腹なんてどうにだって、切ってくれて構わないから。
どうか、無事に産まれてほしい。


ただやっぱり不安は大きくて。
腫瘍のせいで、赤ちゃんが苦しんだり負担になることになってしまったら…
最悪なことが起きてしまったら…

自分の体を責めない訳にはいかない。



2年前、
一つ目の不妊治療先の病院で腫瘍を忠告された時、
その時に腫瘍をとっていたら?よかった?

……いや、
そうしたら半年開けなきゃいけなくて、
採卵や移植時期も変わってた。

ということは、この子にも会えてなかった可能性もある。



そんな、余計なことも考えながらですが、
今日あったこと、ありのままの気持ちを書き残しています。


赤ちゃんの力と、私がよく動くこと。重力。

まだ通常分娩の可能性は無いわけではない。
(らしい。先生に言われたからそうだろうけど。)

そこにこだわっている訳でもないが、
何かできることがあるなら、
できる限りしよう。



こういった気持ち、
不妊治療の時と変わらない。

まだまだ不妊治療の延長線上だと感じる。

赤ちゃんの力を信じる思いも。



「進めているからこそ、ぶつかっている壁だから、乗り越えればいいだけだ。全く問題ない。元気に産まれてくれれば。」

と、旦那さんに言われてそうだと思った。

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