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怖いながらもお留守番

2022年11月13日(日)🌖18.7🌨6:14-16:36
24:立冬  72:地始凍(ちはじめてこおる)

 山茶花の季節を逃してしまった。 
 おかげさまで前回の記事、たくさん読まれています(それほどいいねされていませんが)。ありがとうございます。

 さて、防犯上これを書くのはどうか…と迷ったのだが、これから1週間ほど夫が家をあける。約3年ぶりの海外出張だ。
 私は普通に仕事もあるし、猫もいるのでお留守番。

 実は私は発病から5年間くらい、一晩も一人きりで過ごすことができなかった。
 この頃の苦労話は書くときりがないので割愛するが、前の愛猫を一人きりで見送らざるをえない経験をしたのをきっかけに、私は強くなった。
 パンデミック前は4〜5日一人で過ごすことはしょっちゅうだった。が、この約3年、もちろんそんな機会はなく、あまりに久しぶりのことでかなり不安だ。
 
 1週間、発作や予期不安なしに過ごせるか。
 最近、忙しさやメニエールによる体調の悪さから、養生どころではなくなっていたが、不安少なく一人で過ごしていくには、本気で心と体の養生が必要となる。そのためのちょうどよい機会といえばよい機会だ。
 
 まず、以下のようなことは避ける
・カフェイン(大前提)
・メニエール等の薬を我慢すること
・暗い気持ちになるニュースを見ない
・スマホを連続して長時間見ない
・よく噛んでしっかり飲み込む(喉に何かつかえた感じ、は大敵)
・とにかく身体を柔らかく保つ。凝りを避ける
・騒がしいメディアと距離を取り、心豊かになるコンテンツに触れる(少し寂しくてもそのほうがいい!)

 実際の効果は別として、「なんとなく健康な気分」「自分を労っている気分」が何より大事だ。
 天邪鬼な私はマインドフルネスという言葉を口に出すのも少々恥ずかしいこの頃だが、ほとんどのことはマインドフルになることでうまくやることができる。 
 ひと晩だけ一人でいるのが平気なら、それを7回くらい繰り返せばいい。ひと晩ひと晩を、大事に養生して過ごす。
 
 安心して過ごせるならこの一週間は、私にとってここ数年で最大の休暇になりえるのだ。夕飯をほとんど作らなくていい。掃除や洗濯の回数も3分の1くらいに減る(なぜかうちの夫はいるだけでエントロピーを3倍に増大させる)。普段の4倍くらいゆったり過ごせそうだ。
 
 段階的に進めてきた今年の大掃除もほとんど終わった。今年は初めておせちを買うことにして、すでに早割で注文済みだ。あとは年賀状を作るくらい。もうほんとうに、元気で一人暮らしだった頃の私の時間の使い方をしたい。 
 数年ぶりに映画とか、見れるかな。

 


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