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チビ、イチゴを頬張る悪魔顔

チビと妻が、このゴールデンウィークいちご狩りに行きました。僕は仕事でほぼ埋まってます…。泣。
世の中と逆行しております。行きたかったイチゴ狩り。


1ヶ月程前にいちご狩りに行こうと決めた妻。それからというもの、自宅内では何かとイチゴ狩りの話題が多かったように思います。それもこの日のワクワクのため。


その日は幼稚園より早く家を出なければならなかったので、普段は中々朝が起きれないチビも

「いちご狩り〜」

と言いながら早起きしてました。僕は前日仕事が遅かったので布団の中。



ほんのり目覚めかかっていた僕の意識に

「パパまだ起きてないの~」

の声も聞こえてきます。普段はチビが起きてこないのに…。この日は立場が逆転です…。汗々。


いちご狩りには行けなくとも、せめて一緒の朝食とお見送りはしたいなと、もぞもぞと布団の中から起き上がりました。


僕のお皿にだけイチゴが乗ってる…‼︎
う、う、う…。涙。
妻、ありがとう。
う、う、う…。涙。


そんな心の涙を感じたのでしょうか。チビが

「パパいちご狩り行こうよ!!」

と悪魔の囁きを言い始めました。


「今日は仕事なんだよ。」

「仕事なんかより、いちご狩り行こうよ。」

なんちゅう、悪魔の囁きだ。仕事よりイチゴ。


ゴールデンウィーク、世の中多くの人が大型連休になる裏では、それを支える人たちがいることを知らないチビ。それをチビにどう伝えようか悩んでいたところ

「そんなことより、いちご狩り行こうよ。」

え!心の声聞き取った!?
悪魔じゃなくエスパー?


タイミングよく一声かけてきたチビに対して

「チビは今日イチゴいらない!って言うくらい、たくさん食べれるよ。」

と伝えたら、まだ食べ終わっていないご飯を頬張り始めるチビ。もうすぐ出発の時間なのに、まだ食べ終わっていません…。早く、早く。


家を出る時間ギリギリまでご飯を食べてて、僕はもう、早く行けと言わんばかりに

「イチゴ食べられなくなるぞ」

と半ば強制的な精神的プッシュで、完食を促します。


「いちご♪いちご♪」

余裕だな。おい…。笑
電車に乗り遅れたらイチゴ狩りに間に合わないよ。


ご飯も無事完食して、玄関まで行った矢先に

「これつけたいー」

と電車の缶バッチをつけたがるチビ。
いや、それよりイチゴ!!


流石にその辺は妻が1手2手上手です。こんな心の様変わりを見越しての家を出る時間調整。家を出る時間5分オーバーで出発していきましたが、お昼くらいに妻からイチゴ農園の写真が送られてきました。


いや、それ、チビの唇真っ赤に見えるような!?、血だらけみたいなような…!!?

と、そんな写真だったら最後のシメも完璧で

やっぱりエスパーじゃなく、悪魔だったか!!

といった言葉まで用意したのに、チビはちゃんときれいに食べてました。

ことごとくこっちの期待を裏切ってくるやつです。うちのチビ。
美味しそうに食べられたみたいで、一安心。



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Top画像:ストックフォト

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
みなさんも血だらけにならないよう、ゴールデンウィーク中はお気をつけて遊んでくださいね。

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