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チビ、夜の5分散歩

うちはご飯を作る人、片付けをする人、それぞれ別にするルールで生活しています。そうすることで家事の負担が一方に偏らなくて済むんですよね。ご飯を作るのはほぼ妻なので、片付けは僕の役割になっています。


しかし、このルールによって最近問題が起こっています。


というのも、4歳になったチビが夜ご飯を食べ終わった後に、遊んで〜と来るんです。僕らがまだご飯を食べていても関係ありません。


当然僕が食器を洗うのもお構いなし。


チビ:「遊んでよ〜。」
自分:「ママはご飯作ったからパパが食器洗うんだよ〜」
チビ:「食器はママが洗ってよ〜。」

この攻防戦が毎夜毎夜続きます。

絶対に負けられない戦いがここにはある!!
(古いぞ…。)

自分:「ママばっかりやることになるでしょ〜」
チビ:「ヤダ!遊んで!!」
自分:「食器洗わせて〜」


どうにかこうにか食器洗いをすませ、チビと遊ぼうとするも時既に遅し。チビのストレスはピークに達し、遊んでいても常にヤダヤダが続きます。戦う前からジャブを喰らいつづけた結果、ゴングが鳴るなり猛烈ヤダヤダモード。


自分が勝ったりするものならば火に油を注ぐようなもの。いやそんな生やさしいものではありません。ファイヤ〜しているところに爆弾投下するようなもの。


絶対に負けるべき戦いがここにはある!!


こういうときは戦っちゃいけません。逃げるが勝ち。


ということで、自宅周辺をだっこで5分程度散歩することにしました。秋も頃合いとなったこの季節、夜の散歩には程よい季節です。


さっきまで興奮していたチビは、不思議なことに外に出ると落ち着きます。これ一体なんなんでしょうかね。この現象に名前があるならば知りたいです。


月が出ていました。

写真はイメージです

自分:「月が見えるね〜」
チビ:「どこ〜」
自分:「ほら、あそこ〜」
チビ:「あー、雲で隠れる〜」
自分:「見えなくなっちゃうね〜」

抱っこしながらの夜道は随分と会話が弾みます。


ふと、月に関する不思議をチビに問いかけてみました。

自分:「この木についていた葉っぱが下に落ちてるよね。」
チビ:「うん。」
自分:「ここでパパが手を離したらチビも落ちちゃうよね。」
チビ:「はなしちゃダメだよ。」
自分:「なんで月って落ちてこないんだろうね?」
チビ:「え〜???」

自分が子供の時にはそんなこと想像もしたことがなかったので、4歳児ってなんて答えるんだろうって思ったんですね。

自分:「ほら、ずーっと上にあるのになんで落ちてこないんだろ?」
チビ:・・・。

チビ:「クリップでとめてるんじゃない。」


これが子供の発想力か!!

いや、これチビがnote書いた方が面白くなるんじゃないか…
(親バカ…)


布団に入って明日も遊ぼうねとおやすみしようとしたら

「ねぇパパ〜、お話ししようよ〜。」

と、さっきので味をしめたのか、今度はお話しがしたくなった模様。就寝ギリギリまで何かを求めてくるやつだなチビ。もう寝ようよ〜。


それこそ、絶対に寝てほしい時間がここにはあるんだわ。


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Top画像:まと。
本文画像:まと。


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