写真で料理を美味しく撮るコツ
先日、結婚式の写真を撮ったのですが、披露宴中に列席者が面白いことつぶやいたんですよ。
「このスマホは料理が美味しそうに撮れないな。料理が美味しく撮れるスマホってないの?」
隣に座っていた人が言いました。
「スマホ焼いたら?」
…、…、…。
…、…、…。
いやいやいや…
どういうこと???
回答、斜め上すぎる!!
意味わかんない!ってツッコミたくなりましたが、相手はお客様。ぐっと我慢します。
何をどう考えたら、そんな返答になるんだ!?とその意味を必死に考えますが、私が考えるべきところはそこではありません…。
ふぅ…。
(気を取り直して)
スマホで料理を美味しく撮るコツでしょ!!
結論から言うとですね。
真上からの光は大敵。
明るさ明るく。
出来る限り大きく写す。
白がほんのりオフホワイトっぽい色になるように。
と言ったことが挙げられます。
Starbucksでスコーンと瀬戸内レモンフラペチーノを頂く機会がありましたので撮ってみました。
よく見かけるスマホで撮る料理写真。
記録的に撮るならこれでも良いでしょう。しかし、おいしそうに見せるには改善の余地が多いにあります。
撮り方としては、この辺が及第点。
さらにおいしそうに仕上げるには明るさや色など後工程での調整を行います。
仕上がりはこんな感じ。
仕上がりと言っても、私としてはこれで30点くらいなんですが、今回はここをゴールにします。
(もし仕事としてこの写真を提出したらアウト。次はないと思った方がいいレベル。)
30点で終わらせたのは、ここが限界点だったからです。つまり、座る席の位置がよくありません。窓際に席を移動すべきです。
そうするともう少し印象の良い写真が撮れる可能性がありますが、窓際は全て席が埋まっていたこと、フラペチーノは時間が経つとだんだんクリームが下がってきちゃうこと。そのため、窓際が空くのも待っていられずここで終了としました。
焼くの意味はやっぱりよく分かりませんが、「美味しそうに撮れるカメラ」に関しては恐らく今後も発売されることはないでしょう。
「美味しそうに見える」には、光の当て方だったり、構図の取り方、色の印象にその理由があるからです。
いやいや、もしかしたらAIが勝手に構図作ってくれる時代がくるかもしれません。それが実現するとしてもはるか遠い未来の話でしょうけども。
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Top画像:まと。
Top料理:まと。妻
本文画像:まと。
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