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24.ぽすくまクラシックブレンド

去年なんですけど、ぽすくまのお気に入り2021というイベントがあったらしいんですよ。
らしい、というのはそのイベントについてフィーユブルーのツイッター越しでの知識しかなくってよくわかってないからなんですけど。日本郵便のオリジナルキャラクターであるぽすくまをイメージした食べ物飲み物を楽しめるカフェイベント。オタクが慣れ親しんだ表現をすると、コラボカフェ、なようです。そのイベントのためのブレンドティーをフィーユブルーが提供したと聞いて、いいな~ってなってたんですよね。なってはいましたが開催地が東京と神戸なので、時勢もあり行けないわと見送ったのですが。
で、先日そのブレンドティーが通販で販売されたんですよ。やった買える!ととびついたのですが、購入ページまで進んだところ私が持ってるクレカでは支払いができず……!そして支払い方法はクレカのみ……!泣きながら……泣きながら見送ってツイッターでべそべそと泣き言を言っていたのですが。

友人が……プレゼントしてくれたんですよ……!!!!

話を聞くと友人は郵便局のネットショップを使い慣れてるらしく、買える環境だったそうで。私がべそべそしているのをツイッターで見て、早めの誕生日プレゼントとして買ってくれたそうです。ついでにあつ森のamiiboカードもおまけでくれて。昨日ひさーしぶりに直接会って遊べたんですが、その時に渡してくれました……!軽く叫んでしまった……びっくりした……うれしい……うれしい……。

嬉しすぎたので今日はもう初手からこれを淹れると心に決めておりました。淹れるぞ~早速淹れるぞ~。


ぽすくまクラシックブレンド。フィーユブルーのブレンドティーです。イベントのためにブレンドされた、3種類のブレンドティーのうちのひとつですね。箱がまた可愛いんだ……。クラシックな赤いタータン柄。ブリティッシュですねぇ。実は箱の側面にもぽすくまのイラストが載っていて、絵本みたいな画風。かわいい。個包装の袋までタータン柄で統一されててめちゃくちゃ可愛い……。

袋を開けても香りは全然きません。フレーバードじゃないからね。嗅ぎに行くとほんのりと香ばしい、ベーシックな紅茶らしい香りがします。淹れた後も香りはさほど強くはないんですけど、すーっと澄んだ甘い香りがほんのりと、しますね……控えめなのがまた好きだな。良い香り……では一口……。

……あっうま、うまー……!旨味が、旨味がじゅわーっとくる……!まろやかな甘みとか程よく重みをつける渋みとかも勿論あるんですが、それよりもとにかく前面に、ぐっ、と旨味がやってくる印象。美味しい。シンプルに美味しい。美味しい味がはっきりとする。味ははっきりしてるのに後味には何も残らなくて、渋みも一緒にきていたはずなのに後味では消えています。いや、正確にはほんの少しの間余韻は残るんですよね。お茶飲んだ後感のあるざらついた旨味のある余韻が。でもそれがすぐ消えていきます。いつまでも残らない。そして次の一口を飲むとまた新鮮な旨味が……って感じ。すごい。美味しい。これ美味しい。どんどんと次が飲みたくなっちゃう美味しさだ……。

そしてこれ、香りがかなり控えめなんですよね……。ほんのりとした紅茶らしい甘い香りはあるけど、さくさく飲んでると意識にのぼらない程度の強さだと思う。香りとして意識にのぼるというよりは、味わいの纏う雰囲気としてほんのり意識にのぼるような。それがまた面白いなって思って。これ、フードの邪魔を全然しない紅茶なんじゃない……?って感じがする。香りの主張がほとんどなく、拾いやすい旨味がぐっと前面にくるから食事と一緒に飲んだらすごく美味しそう……。今回はお昼ご飯はもう食べちゃったのでその検証はできないんですけど。この茶葉単体で楽しむ作りじゃなくて、添える、を前提にした作りをしている気がして。それがすごく面白いな……ってなりました。フィーユブルーさんのすごく好きなとこ。この辺に着地したいっていう目標地点がはっきりあって、そこに向かって要素を組み合わせてる、っていうのを飲んでると感じるんですよね……。私が勝手に感じてるだけなので、作り手視点だと本当はまた違った構想だったりするのかもですが。

すごく美味しかった……。これ書いてるうちに2杯目が冷めたんですけど、冷めても美味しい。ざくざくと飲む事ができるすごく好きな茶葉だ。これ限定品まじ……?フィーユブルーの公式オンラインショップでも売ってほしくなっちゃう……期間限定でもいいから……。時勢がもうちょっと変わってくれば、こういう東京開催のコラボイベントに赴いたりとかもしたいなぁ。フードメニューと一緒に頂くこの紅茶、絶対美味しい。

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