私の休職日記11日目

　今日も朝から散歩へ行った。良く晴れていた。昨日と比べると今日のほうが雲がなく、今日サウナ行けば良かったかな～なんて思ったけれど、昼に近づくにつれて日差しが強くなって、昨日みたいな雲の切れ間から青空が覗くくらいのほうが焼けなくていいかな、なんて思っていた。

　散歩の途中で肉まんを買い、公園で食べた。外で食べるのはなんか特別感がある。そういえば前職では気候が良くなると川辺で一人で昼食を食べていたのだった。なんだかもう遠い昔のように感じる。転職したのは今年なのに。太陽光を浴びると幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが出るというし、自然を感じながら過ごすのは心地良い。

　しかし家に帰るとダラダラしてしまう。ぼんやりとテレビを見ることが良いとは思えないし、何とかしたい。何となく新聞を手にとってパラパラ捲ったら、やたらとGoogleの広告。最近全面広告を何面も出している企業が多い気がする。新聞の発行部数も減っているだろうし、広告掲載料が下がっているのだろうか。広告に書いてあった日本リスキリングコンソーシアムに登録してみた。そういえば、以前SNSで見て気になっていたんだった。
　自分はとにかく何かを学んでいたいのかもしれない。Googleのプログラムが無料になるのは先着順とのことなので、埋まっていないといいな。メールがすぐ来るものかと思っていたのに来ないので不安。3営業日以内に来なければ問い合わせをしなければ。ストレングスファインダーの上位資質に学習欲があるけど、それを仕事にも活かせたら良かったのに。覚悟が足らないのかな、どれも中途半端なレベルでやめてしまう。

　昼前になって繁華街へ買い物に出かけた。親がおせちの予約に行くというので。もうそんな季節か、と思う。今年がもう3ヶ月もない。恐怖の事実。

　今年は転職して大きく前進したような、休職して大きく後退したような。転職していろんなことをインプットしたけれど、自分で自分の成長を認められなかった。出来ることは増えたのに、成長したとは感じられなかった。苦手なことをがむしゃらにやって、砕け散った感じ。実際、チームからの評価は散々だったと思う。被害妄想かもしれないけど。
　だから、以前の職種に近付くように職種転換をしようかと心が揺れ続けて、傾いた。でも職種を変えることだって茨の道だと思う。私はうまく行かなかったけれど、チームには守られていたと思う。でも、だからこそ、現状のままでいくのは誰も幸せにならないのではないかと思った。私も折り合いをつけて成長する未来を描けないし、適性もなさそうで教育コストが高いからチームの負担も大きい、会社の要求と私の能力との乖離も大きいように思う。
　人事の人には今はチームに負担をかけているかもしれないけど、自分が独り立ちすればペイできるし、自分がどうなりたいかが大事と言われたし、自分のキャリアなのだから会社やチームからの評価がボロクソだったとしても自分本位でも良いのかもしれない。でもそれも腹落ちはしなかった。逃げてるだけと言われたらそうなんだろうな。独り立ちするイメージが湧かず、辛かったので。それも自分で解決出来ないのだから、もう続けられないと思った。そんな状態だと、職種を変えても早晩行き詰まるのかもしれないけれど。

　そんなことを考えていたら、不安の影がベッタリと付き纏ってきた。復帰して働き続けることが出来るのか、不安で不安でたまらなくなった。休職を繰り返してしまったらどうしようとか、今考えても仕方ないことも頭をよぎる。このマインドがダメなんだろうな
。楽観的な時もあるけれど、悲観的な気分もやってくる。今また転職活動をしたいとは思えないし、年齢的にも厳しいのに短期離職なんてしんどすぎる。

　不安から逃れたくて、夕方なのに眠ることにした。起きていたくなかった。睡眠のリズムを崩すことは良いこととは思わないけれど、思考をやめたかった。寝付くのには少し時間がかかったけれど、少し寝不足だったこともあり眠ることができた。寝不足なのが良くなかった可能性もある。それとここ数日考えているけど、何も考えずに自分が声を出して笑える物事が必要な気がする。

　サウナはまだ２回しか行っていないけれど、今日はサウナハットを買ってしまった。心身のために通うおうと思っている。後はカラオケもまた行きたい。他にはどうしようかな。自分の心身を守るために、私は私を癒す方法をたくさん持っておかないと。でも、対症療法ではなく根治？のために認知行動療法とかに取り組むべきだろうか。