新人エンジニアに必要なスキルとは

エンジニアという仕事のメリットとしてよく挙げられるのは「人と話さなくて良い」「自分の仕事をしているだけで良い」等、いわゆる「コミュニケーションをとる必要が少ない」といったものです。

もちろん接客業などに比べれば人と話す機会が少ないのは確かなのですが、コミュニケーションを全くとらなくてもいいかと言われると、私の意見としては全くそんなことはないと思っています。
むしろ、経験の少ない新人エンジニアこそコミュニケーションを積極的にとっていくべきだと思っています。

基本的にエンジニアというのは、先輩や上司から技術を教わり成長していくものです。
その際に適切なコミュニケーションがとれれば、業務に必要な情報がスムーズに得られるのはもちろん、プラスアルファの技術を教えてもらえる機会も増えるでしょう。

「なんか話しかけづらいし会話が噛み合わないな」という印象を持たれるより、「話しやすいし会話もスムーズに進むな」という印象を持たれていたほうが業務は円滑に進みますし、結果的に周囲の環境も良くすることになります。
大切なのは誠実さです。
誠実な人だとわかってもらえていれば、たとえ技術の習得が遅かったりミスが多くても、しばらく面倒を見てもらえる確率は高くなります。

組織の中にはコミュニケーション力がイマイチな人もいます。しかしエンジニアの場合、そういう人は何らかの技術に秀でているベテランかつ「なんか話しかけづらいし会話が噛み合わないけど、この人に任せておけば大丈夫だな」という信頼のある人が多いです。
こういった信頼を技術力で補完できるというのは、エンジニアという職業のメリットのひとつであると思います。

つまり、技術も信頼もなく一人ではほぼ何もできない新人エンジニアこそ、日頃から適切なコミュニケーションをとり、真面目に業務をこなし、周囲から好印象を持たれるように務めるべきだと思っている次第です。

もし自分なりにベストを尽くしても、周囲がやたらと冷たかったり嫌なことを言ってくるようでしたら、自分を責めずにさっさと環境を変えることをオススメします。(転職ステマブログではないので転職サイトについては紹介を省きます)

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