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自宅でのソロドリル:何が必要?どこまでできる?

コロナ禍の影響でほとんどの柔術道場は休館中です。外出自粛が強く要請され、在宅時間が増えた人も多いでしょう。私もここ最近はほとんど在宅勤務です。在宅勤務で身体をなまらせないために、また、柔術に少しは触れておくために、手軽にできるのはマット運動、いわゆるソロドリルです。

おすすめは正方形のマット(2000-3000円)

フローリングなど硬い床でもだいたい1 m 四方のスペースに少しクッション性のあるマットを引けば、ほとんどのソロドリルができます。ヨガマットでも良いのですが、通常のヨガマットは縦長で、柔術の動きにあまり向いていません。エビをするとおしりがはみ出て痛いです。なので正方形に近いものをおすすめします。私が使っている正方形マットは、ディスカウントストアでヨガマットとして2000円くらいで売っていたものです。たぶんヨガマットではありませんw

アマゾンではエクササイズマット、トレーニングマット、トランポリンマットなどと紹介されることが多いです。素材はヨガマットと同じようなもので、軽いクッション性があります。ゆっくりソロドリルをするなら6 mmの厚さで十分です。

たいていのソロドリルは可能

下の動画でお見せするように、このマットがあればたいていのソロドリルができます。1 m四方と聞くと狭すぎると思う人もいると思いますが、論より証拠です。この動画ではエビ、首抜き前転・後転、横回転をしています。マットのサイズは120 x 100 cm(たぶん)。ストレッチや体幹トレーニングにも使えます。なお、ご覧いただければわかりますが、身長170 cmの私でギリギリのサイズなので、身体が大きいひとはもう少し大きめをお勧めします。マットには色々なサイズがあります。

私は在宅勤務が多くなってから、午前の仕事のあと5−10分くらいストレッチをして、10分くらいソロドリルをしています。種目はエビ、逆エビ、首抜き前転・後転、横回転、柔術立ち、腰切り、足回し、足上げなどです。どれもゆっくり、正確に、そして音を立てないように静かにやります。ゆっくり静かにやることで、正確な動きを意識できます。それが複雑なテクニックの動作に活きてきます。複雑なテクニックは、基本のソロドリルの動きから構成されている部分が多いからです。

なにをやる?

ソロドリルにはけっこうな種類があります。普段、道場でやっているものでも良いですし、YouTube教則の有名人 Jason Scullyの動画などを観て良さそうなものをチョイスしてもよいかもしれません。ただし、動きが大きいソロドリルは狭いマットではできませんw

部屋中にジョイントマットを敷きつめて、ホームジム(柔術専用ルーム)を作れれば良いのですが、スペースが必要ですし、コストもかかります。事態が収まるまでの限られた期間のことですから、安いに越したことはありません。今回ご紹介したように2000-3000円でもなんとか可能です。


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