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ゲームと作業を同時にこなすLogicool MX Master3Sの使い方

自己紹介

僕は大阪大学で学生をしている。普段はTwitter(@Mathmeganekun)で自由に発言させてもらっている。いつもは自分の話を書いているが今回は少し変わってマウスの話を書いた。
僕がお勧めするマウスはLogicool MX Master 3S(約15,000円ぐらい?)。ロジクールのマウスでは最上位機種。ゲーム部門ではなく作業部門のマウス。
普段はMacで作業をしている。使い始めて半年ぐらい経ったのでレビューを書いた。


僕がパソコンですること

  • Word , Excel , PowerPoint 

  • プログラミング

  • ゲーム(Macなのでマイクラとか)

  • ネットサーフィン

  • 軽い画像編集

マウス遍歴

Logicool G300S → G203 , Apple Magic Mouse → MX Master 3S

Logicool G 203

3年ぐらいG203を使っていた。サイドボタンが2つあり、上部のボタンでプリセットを最大3つまで切り替えられる。アプリごとに設定もできたっけか。
基本はコピーとペーストに設定しておいてマイクラなどでは1キーと2キー、ゲームではここを武器の切り替えに設定していた。
この時点でだいぶ便利だった。価格は4000円ほどで重量が軽く、大抵のことは困らない。
いかんせんG203用の設定ソフト(Logicool G HUB)が非常に使いにくかった。これも問題。ロジクールのソフトウェアは微妙なのが多い印象。
このマウスをから乗り換えた理由はクリック音がうるさいこと。電話をしながら作業をする時通話相手に聞こえるほどだった。あと有線なので煩わしい。

Apple Magic Mouse

AppleのMagic Mouseの話も書く。このマウスは非常に使いにくい。おすすめできない。値段が高い。マウスの板が一体化されていて左クリックと右クリックが同時にできない(ゲームはできない)。クリック音がうるさい。形が変。カーソル速度が非常に遅い(外部ソフトを使ったら突破できるかも?)。
良いところはジェスチャー操作を行えること。純正品なのでOSレベルでの接続ができること。見た目がオシャレ。バッテリー持ちが非常に良い。良すぎて形容できない。
でも実用性は皆無と言っても良いだろう。

ジェスチャーの設定画面

乗り換えるときに求めた条件

今まで使っていたマウスの経験から最重視したことは静音性だった。かつサイドボタンは2個以上あって、プリセット機能が使えること。できればワイヤレスの電池式じゃなくて充電式のマウス。
ロジクールのワイヤレスマウスは充電式じゃなくて電池を交換するタイプが多い。でも日常で電池を使うことが少ないのでそれは嫌だし切れてから交換するのも嫌だった。充電式だといつでも充電できる。

最上位機種MX Masterのスペック

上の条件を全て満たしているものがMX Master 3Sだった。
まず圧倒的な静音性。全く気にならない音。これだけで買う価値がある。
バッテリーの持ちは非常に良い。2ヶ月ぐらいは持つんじゃないか?充電がなくて困った場面は一度もない。たまに充電すれば数ヶ月もつ。(前方にUSB-Cを刺せるがある。充電中しながらの使用も可能)
ジェスチャー機能も気になったMacのBetter Touch Toolというでマウスジェスチャーとかキーショットカットを追加できるアプリがある。でもこれは色々と使いにくいアプリだった。特にゲーム面。また記事を書くつもり。
完全ワイヤレス。Bluetooth接続も可能だし、付属のUSBのLogi Boltだっけ。それもいける。
他にもワイヤレスキーボード、ワイヤレススピーカーも繋いでるからかもしれないがBluetooth接続はカーソル飛びが気になって使いたくないと感じた
そのため普段はLogi Boltでワイヤレス接続している。Logi Boltだと
PCのUSB-Aポートが1つ減るのが悲しい点ではある。
Logi Boltを使えばカーソル飛び、遅延は全く感じない。有線と体感同じ。
あと、USBハブなどを経由する場合はそのハブによって接続が少し不安定になる可能性がある。僕の使っている(Ankerなどの有名な企業のものではない)ハブとは少し相性が悪い。
Apple純正のUSB-C to USB-Aだと全く気にならずに使えている。
ちなみに形状の問題で左手でマウスを持つ人は使いにくいと思う。小指で再度ボタンを操作したりはできないかな。

ボタンの紹介

  1. マウス上部のボタン。僕は音楽の再生停止にデフォルト設定している

  2. マウスホイール。1行ごとの精密な操作から高速で回すと高速スクロールに自動切り替えられる。1回の高速スクロールでエクセルの数千行飛ぶことができる。

  3. サムホイール。音量の調整や時計回し、ハント系回しそれぞれでキーショートカット、ズームインアウト、エクセルの横スクロールなど。

  4. サイドボタン。コピーとペーストなどそれぞれ自由にキーショットカットを設定可能。

  5. ジェスチャーボタン。長押しでジェスチャーボタン。普通押しには別の操作を設定可能。長押ししながらマウスを振ると4方向それぞれにキーショットカットを設定可能。これが非常に便利。センサーが正確でミスしたことはない。普通推しの時のキー設定も可能で、Misson Control(開いてるタブが全部見れるやつ)にしてる。

ジェスチャーの設定例(Safari用)

アプリで設定が可能。

設定画面。カーソル速度など全てここで設定可能

Logi Option+というアプリで設定する。このアプリが非常に使いやすい。
Logicoolのアプリは不安定な印象があるがこのアプリは安定している。誤作動も気にならない。最近のロジクール製品はこのソフトでまとめて設定可能。

Minecraftを認識しない問題

Mac版のMinecraftではMinecraft用のプリセットを組めない。
Mac版MInecraftではアプリを起動するランチャーから別アプリが開いてゲーム本体が起動する。このときに開くアプリがLogi Option+上で認識されない。
以前のLogicoolのアプリ(G203用)ではできた気がする…
本当はMinecraftではサイドボタンに1キーと2キーを割り当てたい。でもそれができないのでデフォルト(グローバル設定)でサムホイールに1キーと2キーを割り当てて対処。それぞれのアプリの設定画面でそれぞれの設定している。(音量調整、ズーム、横スクロールなど)

ネットで微妙だと言われているポイントについて

買うときに心配だったことは重量である。ネットで「重い」と言われていた。人によると思うが僕はほとんど気にならない。
マウスパッドを敷かずに使っているが机との滑りもいいし、そのおかげでマウスを持ち上げることなく快適に使えている。
特異な形状で使いにくいと言っている人もいたが僕の場合これも気にならなかった、手にフィットする形で良い。マウスが大きいので人によっては大きすぎるかもしれない。手の大きい僕にはベストなフィット感。店頭で試してみると良い。
ジェスチャーボタンが押しにくいと言っている人もいた。親指で下に押す感覚が最初は慣れない。使っていくと慣れるが。
店頭でぜひ手に取って試してみると良い。

アプリごとのおすすめ設定

基本的にマウスの上部ボタンは音楽の再生停止に設定している。めちゃくちゃ便利。

Word

サムホイールには切り取りのCommand+X、サイドボタンにコピペ、ジェスチャーは↓。

サムホイールで切り取るのがめちゃくちゃ便利。文章の差し替えなどに良い。
単純に削除したいときにもキーボードに手を伸ばさなくて良い。
右ジェスチャーで→、左ジェスチャーで←も便利。文章の一部を選択したいときにマウスでおおまかに選んで微調整をジェスチャーの左右で選択する。Shiftを押しながらマウスを振れば範囲選択できるし。そこからサムホイールで切り取り、サイドボタンでペースト。このマウス完結最強コンボが使いやすい。特にWordの数式モードに最適
文字を打つ系のアプリではサムホイールをCommand+Xにするのがおすすめ。
プログラミングのXcodeもこれに設定している。ブラインドタッチが苦手な人は特にいいんじゃないかな。

Excel

エクセルではマウスの上部ボタンにセルを編集できるF2を設定。ジェスチャーは↑のワードと同じ。サムホイールには横スクロールを設定している。別にこれもCommand+Xで良いかもしれない。
エクセルの関数を扱うときにこのジェスチャーが使いやすい。

Power Point

Logi Optionではアプリごとに固有の操作を割り当てることができる。
↓がパワポの例

safari

ネットサーフィンをしていたら一つ前の画面に戻ったり進みたいことが多い。それらは全てジェスチャーで解決できる。

上ジェスチャーはタブを閉じるCommand+Wにしている。このジェスチャーを使えばどこにカーソルを合わせていても一瞬で不要なタブを消せる。本当に便利。
サムホイールは音量調節。

Spotify

Spotifyは右ジェスチャーで次の曲、左ジェスチャーで前に曲に設定している。これもまた便利。

ゲーム系

MInecraftを除いてほとんどのゲームはそれぞれのプリセットを組めるはず(全ては確認しきれないが)。
Steamのゲームでもプリセットを組める。一部何故か組めるだけで機能しないものもある。原因不明
Dave the surviverというゲームではプリセットを組んで使用することができた。
マウスをゲームで使用すること自体は普通にできる。ゲーミングマウスに重量面では劣るがそこまで気になることでもないと思う。マウスのセンサーもさすが最上位機種とだけあってワイヤレス何にカーソル飛びもほとんどない。遅延もほとんど感じない。

最後に

MX Master 3Sはマウスにしては高価。でも買う価値はあったと感じている。買うか悩んでいる人は奮発して購入することをオススメする。他のマウスにはもう戻れない。ボタンの多さは正義である。


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