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【第5回】親は完璧じゃなくていい。

どうも、勉強習慣コーチのまるです。

第1回で、
受験では家庭環境が9割という
お話をさせて頂きました。

勉強しろという声掛けでは
なく、家庭環境を改善するために、

【環境作り①】家族仲が良く、会話を聞いてあげる
【環境作り②】親自身を尊敬される人間でいること
【環境作り③】家の中が片付いている

という三つを挙げさせて頂きました。

しかし、これは実践がしずらいもの。

ということで、特に難しいと感じた
②の親自身を尊敬される人間でいること

これについて具体的にお伝えしていこうと思います!

尊敬される人間とは

第1回目でも説明させて頂いたとおり、

別に親が高尚な職業についていたり
お金持ちであれというわけではありません。

こんな大人素敵だな・かっこいいな。

とみられる大人でいることが大切です。

しかし、いつも何でもできる
スーパーマン的存在になろうとする。

そうなってほしいわけではありません。

これをしてしまうと意外と
子どもとの距離を感じてしまうことがあります。

実体験の話

私の父は、威厳もありながら
時に優しくしてくれる父なのですが

基本的にしっかりしているような
性格であったので、
自分が心を開けない時がありました。

そんな私が大学生になり、一度
親との会話で親の仕事の話や過去の
話をしてくれたことがありました。

内容自体は明確に覚えてませんが、
簡単に言えば、自分の弱さを
開いてくれたのです。

自己開示をし、自分の弱さを
出してくれた時、初めて自分も
もっと頼りたい。相談したい。

そう思ったことがありました。

不思議なもので、
かっこいい所だけを
見せていた父よりも、

弱さを見せてくれた父を
尊敬するようになったんですよね。

ダメな部分を敢えて見せる。

ある程度、やるべきことをして
尊敬できるかっこいい部分を
みせることは勿論大切ですが、

あえて自分の弱さを見せることは
子育てにおいて特に大切です。

それは、

完ぺきな親を見せてしまうことにより、
完ぺきな子どもを見せようとするから。

完ぺきをお互いが演じることで、
距離が遠い存在になったり、
仲が悪い親子関係が生まれてしまうことも。

尊敬されるためには、
親としての弱さを見せて、
その中でも頑張ろうとする姿勢を
見せてあげる。

この背中をみせて、
子どもは親の姿から学ばされる。

そんな親を、
子どもは好きに
なってくれるんですよね。

全てをさらけ出すスーパーマンに。

子どもが求めていることは、
完ぺきなスーパーマンではなく、
全てをさらけ出してくれる
スーパーマンです。

頑張ってる姿をみせながら、
弱音を吐いている姿も見せてあげる。

「大変、だるい、めんどくさい。笑」

ちょっと親として言いずらい部分を
少しだけ出して上げる。

そして、子どもは、わかる!一緒だ!

そんなマイナスの言葉が
子どもの共感になり、
寄り添う形を生み出しています。

少しだけ親として言いづらい
愚痴を子どもの前であえて吐き出し
その上で頑張る背中を見せてあげる。

これが子どもに
寄り添う秘訣なのかもしれません。

是非実践してみて下さいね。

最後まで見て頂き、
ありがとうございました。

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