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【第1回】受験は家庭環境が9割!?

どうも、勉強習慣コーチのまるです。

今回から、中高生の親御さんにむけた
ブログの講義を10回
おこなっていきたいと思います。

第一回目の議題としては、

受験は家庭環境が9割

という話。

受験をしていく中で
かなり関わってくるのが
家庭の中での環境。

「全然うちの子家で勉強しないんです。」

という悩みを解決する方法は、
厳しく躾をすればよいという
問題ではありません。

家庭環境は子どもに大影響を与える

兄弟や姉妹が揃って優秀な家庭はよくあります。

逆に兄弟揃って、優秀でない家庭もあります。

それは、先天的な部分だけではなく、
その後の育ち方にも影響しています。

しかし、それを大いにわかっていても、
勉強をしたくなる
家庭・家族の在り方って、どんな方でも
悩まれると思うんです。

今回は、そんな勉強したくなる
家族の在り方を
ご紹介していきます。

勉強したくなる家族の在り方って?

勉強したくなる家族の在り方でいったら、

安直に考えれば、

勉強しなさい!

と言ってしまえばよさそう
と思って思いがちですが、

この考えは実はよくありません。

みんなが「右」といったら自分は「左」を選ぶ、
「これをやりなさい」
と言われたら「やりたくなくなる。」

このような心の働きを
心理学では心理的リアクタンスといいます。

つまり、「勉強をする」という行動を
他人に強制されたことで、
無意識に反発してしまうのです。

反抗期が来てしまう時期は特に危険。

「勉強しなさい!」=「勉強させないわよ!」

と言っていることと同じなんです。

成績の優秀な家庭では、
決して勉強を厳しく
させているわけではないんですね。

大切なのは、

子どもが自発的に勉強できる
環境づくりを作らせること

ココ重要です。

環境作りに気をつけましょう。

では、そういった家庭に共通することは何なのでしょう?

【環境作り①】家族仲が良く、会話を聞いてあげる

子どもは人間関係にとてもナイーブです。

家庭内がギスギスしていると
子どもは不安に陥り、投げやりな感情が
生まれて勉強が手につかなくなります。

思春期の中学高校時代も
いつも会話を絶やさない関係でいると
子どもは見ています。

反抗期を迎えると、子供は自分の
殻の中に閉じこもりがちです。

学校から帰ってきても、ろくに顔も見ず、
ぼそっと「ただいま」だけ
言ってすぐに部屋に閉じこもる。

食事のときなど、出てきたときに、
何事もなかったように、
普通に「明るく」話しかける。

反応が悪くてもめげずに毎日続ける。

そうするうちに、子供の気持ちも
再び明るくなってくるものです。

会話での注意点は、根掘り葉掘り
聞くのではなく、聞き役に徹すること。

初めは特にアドバイスは必要ありません。

家族仲が良いと、子どもは安心して
家庭での居心地の良さを実感し、
それが勉強への集中力アップにつながります。

【環境作り②】親自身を尊敬される人間でいること

別に親が高尚な職業についていたり
お金持ちであれというわけではありません。

こんな大人素敵だな・かっこいいな。

とみられる大人でいることが大切。

そのためにも、親御さん自身が毎日を生き生きと過ごすことが大切です。実際、教え子でもご両親揃って高学歴で社会的な地位の高い職業に就いている家庭より、ご両親の学歴が低くても、家庭が明るく楽しいと感じさせる家庭の子供が、難関中学から難関大学に進学していった例はとてもたくさん見てきました。

年齢に関係なく趣味や事業にチャレンジされていたり、明るく生き生きと過ごされている家庭の子供の方が、成績も向上しやすいように思います。

おそらく、幸福感が子どもに伝わって、勉強へのやる気や前向きに努力する気持ちにつながるのでしょう。

幸福感は子供に伝染していきます。

【環境作り③】家の中が片付いている

片付けるという行動は、ワーキングメモリー
(会話や思考能力に影響を及ぼす脳の領域)を
鍛えるのにとてもいいとされています。

そして、何より、集中力が下がる行動として、
汚い勉強机は
集中力・ヤル気を下げてしまいます。

勉強のモチベーションに
大きく関わる部分で、
家全体が汚かったらどうでしょうか。

「家汚いし、そのままでいいか」

となり、部屋を掃除使用する気にはなりませんよね。

実際にそれぞれのご家庭を覗いたわけではありませんが、家の中が片付いていたり、掃除をすることをきちんと子どもに教えている家庭では、子供もいろいろなことをきちっとできるように感じられます。

まとめ

約3000人ほどの中高生と
関わってきている私の感覚として、
やはり家庭関係は
受験に大きく関わってきます。

成績を上げるために、
親がやるべきことと言えば、

勉強量を増やし、時間を管理して、
というのが普通の親の対応だと思いますが、
まずは家庭環境を改善することを
意識していくということが非常に重要に思います。

多くの家庭では、良くも悪くも、
親御さんの感覚・センスで
子育てをしており、
上手くいっていない家庭が多いのも事実。

それは、学べる場がないという部分では
仕方ない部分があると思うんです。

そんな感覚ではなく、教育学部で
培ってきた教育論を今後も伝えていこうと
思うので少しでも、お力になれば
幸いです。

ではまた次回のブログで
お会いましょう。

最後まで見ていて頂き
ありがとうございました!

追伸

親御さんに向けた公式LINEも
しているので、
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