『リモートワークと継続に疲れた人が読む本』読みました
技術書典10で頒布されている下記の本を読みましたので、読んで考えたことを書いていきます。
本書は前作『リモートワーカーのためのゆる時間活用&ゆる継続のススメ』の続編となっております。前作を読んだ時の記事は下記です。
前作に感謝していること
本題に入る前に上記の前作には本当に感謝していることがありますので、まずその話をします。
私は前作を読んでゆるくダイエットを始めようと思い、長らくやっていなかったNintendo SwitchのFit Boxingのみんチャレのチームに参加しこれまでずっと継続することができました。
みんチャレというのは、特定のテーマを継続するために5 人 1 組のチームに参加してみんなで継続する「習慣化アプリ」です。
そのおかげで痩せるとまではいかなかったのですが、リモートワークでほぼ外出していないにも関わらず体重を維持することができています。恐らく前作を読まなければ体重がブクブク増えていたでしょう。
この場を借りてお礼を申し上げます。
それでは本書を読んで考えたことに入っていきます。
リモートワークが辛いときの気持ち
前述の通り私はほぼフルリモート状態になっているのですが、実はあまりリモートワークが辛いと感じたことはありませんでした。
元々チャットやメールでの文字コミュニケーションの方が好きなのが性に合っているのかもしれません。
ただ周りの方にはリモートワークがしんどいという方もいらっしゃるため、そういった方の状況を気持ちを知りたいと思いこの本を買いました。
本を読む中で確かにそうかもと共感できる内容が多くありました。中でも共感できたのは、リモートワークは最初のうちは新鮮だが長期間になってくると新鮮みも薄れてくるという内容です。
私が享受している最も大きなメリットは長時間寝られることで、リモートワークを始めた当初はありがたみが大きかったのですが、最近ではもはや当たり前なので特にありがたみではなくなってきました。
また、だらだらしてしまう時間が増えてしまいストレスとなるというのもとても共感できる内容です。最近は少しだれてきた時間には短時間で終わる家事(皿洗い、ゴミ捨て)をすることで、家事をしたという達成感とリフレッシュと一石二鳥を実践していたりします。
下記のように仕事を阻害する要因が人それぞれであるというのも新しい気づきでした。
まだ子供はいないのですが、お子さんがいらっしゃる家庭ではフルで集中する時間を確保するのが難しいという当たり前のことにも気づくことができました。
生活空間で仕事をしているので、つい気になって家事を優先してしまう。
宅配が届いたら、取りに行かなきゃ、となる。
子どもが泣いていると、放っておくわけにはいかない・・・
その他にも色々なケースが記載されており、作者の実体験に基づいているので共感できる内容があるはずです。
リモートワークの辛さへの対処
続いて対処方法の提案が始まります。
特に私が共感したのは「打合せ終わりの雑談」です。初めてWeb会議をするお客様と本題に入る前の雑談を行うのはなかなか難しいものがあるのですが、本題が終わった後のあまり時間で行う雑談は経験上とてもリラックスして行うことができます。例えばリモートワークの状況やあるあるなどを話したりですね。打合せ終わりの雑談のメリットは下記のように触れられており、とても共感できます。
そうすると、和やかな雰囲気で打ち合わせを終えられる。
「この人たちとの打ち合わせ、楽しかったな」という印象を持ってもらいやすくなる。
その他にも色々な方法でリモートワークに向き合ったり、コンディションを整える方法が載っているので是非読んで確かめてみて下さい。
継続の辛さ
さて、実は冒頭でFit Boxingを初めて続けられると書いていましたが、実はここ数日さぼりがちになっています。本書に記載されている下記の言葉、とても今実感しています。中々体が動かないというか。。。。
3日間以上、何かを休んでしまうと、「もうやれない」と諦めてしまうことが、これまでも多かったように思う。
技術書典10の原稿の執筆の締め切りの関係で数日追い込んでいたために時間が空いてしまったのですが、最近少しだらけ気味になってしまっていたのが実態です。
そんな場合になってしまった場合でも、本書では自分の継続の傾向(例: 連休になると気が緩んで、チャレンジできないことが多い)を冷静に見つめることを勧めています。
ここはすごくわかるのですが、続かなかったからといって自己嫌悪になってしまうと再開するときのハードルがすごく上がってしまうんですよね。
前作のコンセプトでもあった無理せずゆるゆる続けるというのを忘れないようにしようと思います。
本を読んでモチベーション上がってきたので、この後久しぶりにFit Boxingをしてみんチャレに報告したいと思います。
上記のようにリモートワークの辛さに寄り添ってくれてそこからの対処方法をアドバイスしてくれる、年末にピッタリの本です。是非下記のリンクから買ってみて下さい!
自分の本の宣伝
最後に僭越ながら自分の本の宣伝もさせてください。今回技術書典10に新刊『情シスが評価を勝ち取る技術』を出展しています。
評価に悩む全ての情シスの方へ、評価を勝ち取るための技術を贈るための本です。また、技術を取り上げるだけでなく仕事に悩むIT担当者の物語を入れており、具体的なシーンをイメージしやすくしております。少しでも皆様の背中を押せれば幸いです。
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