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[IELTS奮闘記] #3 IELTSのリスニングってどんな感じやろ


先に懺悔させてください.

最近英語の勉強できてません(泣)

他にやりたいことがたくさんあって,それに気を取られてたら英語の勉強時間が激減してました…
でもこれ結構やばくて,というのも僕は個別指導で英語を教えてるんですけど,そのバイトもつい最近復活して,そろそろ英語脳を取り戻していかなあかんな〜と思ってるわけです.
そういうわけなので,6月はもっと気合入れて英語にたくさん触れ合っていこうと思う所存です.

そんなどうしようもない自分ですが,今回は「IELTSのリスニングってどんな感じなの?」ってところを少しまとめてみようと思います.

・IELTSのリスニングってどのくらい難しいの?
・どういったスキルが要求されるの?
・TOEICのリスニングとはどう違うの?

最後の方で,TOEICのリスニングセクションとの違いにも注目していきます.
本当はTOEFLとの比較もしたいんですけど,なんせ僕がTOEFLの受験経験もなければ対策もほぼしたことがないんで,比較しようがないな〜という感じですね.

とは言っても,現時点では過去問を解いたことがなく,模擬問題しか解いたことがありません.
なので,信憑性に欠ける部分がしばしばあるかもしれませんが,そこはご了承いただければと思います.
あくまで,「一個人の第一印象」という認識で読んでいただきたいです.

1.IELTSのリスニングセクションの形式

まぁこれは調べたらすぐ出ると思うし,改めてここで詳しく説明するのもあれなので,ざっくりとだけ説明します.

リスニングセクションは全4セクション30分間のテストです.
音声は1回だけ流されて,問題用紙にメモをとることができます.
(ちなみに,回答を用紙に書き写す時間として,プラスアルファの10分が設けられています.)
回答形式は様々ですが,以下の形式が主となります.

・選択問題
・マッチング問題
・空所補填問題(例:メモ用紙,フローチャート,表)
・ショートアンサー問題(質問に対して短い英語で答える)

なので,IELTSでは単に正しい選択肢を答えればいいというわけではなく,きちんと英語で答えなければならない問題がたくさんあります

あと,リスニングで扱われる状況は日常的なもの,アカデミックなものが半々です.
アカデミックなものの方が難しくなる傾向があるので,後半の方に扱われます.
もちろん,話される英語のアクセントも様々で,日本人に馴染みの深いアメリカ英語だけ聞く練習してるとキツイかもしれません.
とは言っても,本当に英語のリスニング力があれば,聞き慣れないアクセントの英語でもある程度対応できるとは思いますけど.

2.僕の第一印象

第一印象はまとめるとこんな感じです.

I.めっちゃ難しい感じではない,でもアカデミックな内容はキツイかも
II.固有名詞・番号を書き取る問題はまぁ慣れやろ
III.英語力低いとリスニング以外のところで躓いちゃう
IV.「スクリプト長い=ムズい」ってわけでもないよね

I.僕はあまりリスニングに良いイメージがないんですけど,正直IELTSのリスニングはめちゃくちゃ難しいという感じはしなかったです.
とは言うものの,やっぱりセクション3,4あたりのアカデミックな内容になると結構難しく感じます.
よく知らない内容のことを英語で聞いて理解するっていうのは,それなりに英語力がないとキツイです.

II.IELTS特有の固有名詞(地名,人名など)や電話番号などを聞き取ってメモをとる問題は,まぁ練習してたらいずれ慣れるっしょって感じです.
あくまで「IELTS特有だな」ってくらいです.
てか,こんなところでひぃひぃ言ってたらどうしようもねぇっすわ.
間違えそうやけど.

III.ちょっとだけリスニング力以外の能力も必要になります.
なので,英語力が低いとリスニング以外のところで足を引っ張られるのかな〜と思いました.
例えば,空所補充問題では文法的に正しくなるように回答しなけれがならない場合があります(3人称単数,時制,単数形・複数形 etc...).
他にも,同じく空所補充問題で空所の前後の英語を素早く理解しないといけないので,それにも慣れないとな〜って感じです.
まぁ,そこで躓いてたらバンドスコア7なんて夢のまた夢ですけどね!

IV.1つのスクリプトが流れ終わるのに2,3分かかるのが普通なんですけど,これについてはそこまで嫌なイメージはないです.
というのも,スクリプトが長い分1つの会話・モノローグに流れが生まれるので,それをきちんと把握してたら「この後こういった発言があるかな〜」といった感じで予想できたりするからです.
逆に言ってしまえば,流れを見失うと,その後はもう何を言ってるのかちんぷんかんぷんになってしまうんですけどね(笑)
実は言うと,僕はTOEICのパート2で出される応答問題(英語が1文流されて,それに対する適切な応答を答える問題)に苦手がイメージがあるんですよね.
どんなことを言ってくるか全く分からないその1文を命がけで聞き取るっていうのがどうも好きになれないんですよ.
(単に当時の僕の英語力が低いだけな気もしますけど…)
そういうわけで,TOEICのパート3,4みたいに会話・モノローグを聞き取る問題の方が意外とやりやすいかなって感じです.

3.TOEICのリスニングとはどう違うのか

僕が注目したTOEICとIELTSのリスニングセクションの違いは次の3つです.

・英語を正しくつづったり,文法的に正しい英語が使えるかどうか
・会話の流れがよりリアルかどうか
・試験中にメモができるかどうか

なんといっても,大きな違いの一つは英語を正しくつづれる能力が要求されるかどうかですよね.
TOEICでは選択問題しかないので,流れてきたスクリプトのみに集中して内容さえ理解すれば,まず問題はないと思います.
選択肢に出てくる英語が分からないということはあり得るかもですが…
一方,IELTSではスクリプトの内容がいくら理解できても,英語のスペルを間違えたり,文法的に正しくない回答をしたりすると点をもらえません.
というわけで,当たり前ですがIELTSの方がより高い英語の理解力が要求されます.

それと,もう一つ大きな違いだと思うのが,IELTSの方がよりリアルな流れで会話が進んでいるという点です.
TOEICはなんというか会話の流れが綺麗すぎます.
ただただ,スクリプトをきれいに読み上げてるだけやなって感じです.
言いよどみもないし,会話の間とかもすごくきれいです.
一方,IELTSは言いよどみもあれば,filler wordsも多用するし,違う人が食い気味に喋り始めたりもします
言い直しとかもありますね.
ただ,だからといってIELTSのリスニングがめちゃくちゃ難しくなる要因にはあまりならないのかなと,個人的には思ってます.

あと,メモができる・できないって違いもありますが,これはまぁ当然メモできたほうがいいですよね.
とは言いつつも,この違いは当然っちゃ当然ではないかと思います.
TOEICは1スクリプトが長くても1分足らずなので,ちゃんと英語力あればメモなんか要らんやろって感じです.
というか,「メモする暇なくね?」って思わなくもないです.
一方,IELTSは1スクリプトで3分かかったりします.
なので,メモらんと普通に内容忘れますよね?
母国語で流されても忘れちゃいますよ,うん.
そんなわけで,「IELTSはリスニングでメモ取れるからええな〜」とはあまりならないのかなと思ってます.
ただ,IELTS特有の固有名詞・番号を正しく聞き取ってメモをとる能力はまた別問題で,これはある程度練習しないといけませんね.

逆に,あまり違いがないと思う点は次の3つです.

・英語のアクセントのバリエーション
・図表の有無
・会話の参加人数

特に,図表の有無,会話の参加人数はTOEICが新形式に変わってから違いがなくなったと思います.
新形式に変わってから,TOEICでも図表を組み込んだ選択問題,3人以上が参加する会話に関する問題が出されるようになりました.
もちろん,図表の空所補充問題が出されるかどうかっていう点は違いますが.

アクセントのバリエーションですが,もしかするとIELTSのほうが幅広いかもしれません.
メインはアメリカ英語,カナダ英語,イギリス英語,オーストラリア英語のアクセントだと思うのですが,IELTSだとアイルランド英語とかのなまりがきついアクセント,インド英語とかのノンネイティブスピーカー特有のアクセントとかもあるのでしょうか.
いやまぁ,オーストラリア英語も十分なまりキツイけど…
なんというか,TOEICでもオーストラリア英語とかいうなまりがあるアクセントを採用してるわけですし,両者の間にアクセントのバリエーションという点で違いはないと言って差し支えない気がします.


今回はこの辺にしておきます.
この一ヶ月でリスニングの練習頑張ろうと思うので,次の記事では実践したリスニングの練習法についてまとめたいと思ってます.
あと,新しく発見などあれば,それについても書きたいな〜という感じです.

次は懺悔したくないです!
がんばります!!!

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