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湿布が気づかせてくれた、めっちゃ大切なこと

私は匂いには少し敏感である。

「敏感肌」ならぬ「敏感鼻」だ。

それに気がついたのは中学生くらいのとき。

どの先生だったか忘れたが、初対面の先生から湿布の匂いがして、
「先生湿布貼ってる?」
と聞いて、実際にそうだったことがある。

その先生は肩こりがひどいらしく、
「もう歳なんだな…」
と失礼ながら思ってしまった記憶がある。

初対面でよく聞けたなと今になっては思うが、
湿布の鼻を刺すような匂いが少し苦手なのである。


幸いなことに、私自身肩こりに悩まされたことがない。
湿布なんて、小学生のときに突き指して貼ったくらいで、
長らく貼ったことがない。

しかし、今朝寝違えてしまい、首から背中にかけて痛めた。
周りからのススメにより湿布を貼ることになった。


匂いに抵抗があったから、かなり躊躇ったのだが、
何人にも言われたから、貼ってみた。


最近は、湿布の匂いって全然しないんですね。
当時の私なら、気がついていただろうか。

今日はとにかく湿布の匂いは全く気にならなかった。


そんなわたしの湿布に対する抵抗感はどうでもいいのだか(笑)、
どこか一箇所痛むだけでも日々のパフォーマンスがかなり下がる。


中学校のときの先生は、歳だから湿布を貼っている

というより、

痛みがある中でも頑張って仕事をしてくれていた


この年齢になって、そう感じることができた。

自分が不健康なときは、
「なんで自分だけ…」
と思ってしまうが、

意外と自分の気がついていないところで、
色んな人が色んな痛みを感じながら、
それでも痛みを我慢しながら乗り越えているんだろうな。


法律的には、はるか昔に成人したが、
なんか大人になれた気がした1日でした。

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