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やばそうな数式(意味編)~キラキラ数学プロジェクト~

先日和(なごみ)のオンライン打ち合わせの後に、キラキラ数学プロジェクトの一環として社内スタッフにやばそうな数式を紹介しました。

今回紹介するやばそうな数式は私が担当しているロマンティック数学系事業の業務の中でたまたま私がネットで見つけたものです。

本記事とほぼ同じ内容を社内スタッフに解説している動画もありますので、聴覚優位の方は動画をご視聴ください。


ロマンティック数学系事業とは

ロマンティック数学系事業とは、「ロマンティック数学ナイト」、「ロマンティック数学ゼミ」、「ロマ数トレラン」の総称です。

ロマンティック数学ナイト

ロマンティック数学ナイトは年に数回行っている数学のお祭り、数学のプレゼン大会です。今年はコロナの影響があり、5月に初めてオンラインで開催しました。

ロマンティック数学ナイトに参加すると様々な分野、様々なレベルのロマンあふれる数学のプレゼンを聞くことができ、数学のロマンを楽しむことができます。数学が苦手な人からは敬遠されがちなイベントなのですが、心配はいりません!運営でありかつ数学好きの私でもわからないことの方が多いです。「わからないを楽しもう!」がコンセプトです!

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ロマンティック数学ゼミ

「ロマンティック数学ナイトで感じた数学のロマンをもっと詳しく知りたい」という声から生まれたのがロマンティック数学ゼミです。ロマンティック数学ゼミはいわば数学の世界の観光旅行です。数学の世界には「フェルマーの最終定理」「不完全性定理」など美しい観光名所がたくさんあります。そういった世界をロマンティストの先生が案内してくれるのです。

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ロマ数トレラン

ロマ数ゼミは数学の世界の観光旅行でしたが、「旅行ではなくガッツリ数学の世界に入って自分の足で歩いて深く理解したい。」というコンセプトからロマ数トレランが生まれました。ロマ数トレランは、ロマン溢れる数学を語ることができる講師による、講義形式ではなく、双方向の対話に重きをおいた受講者参加型の少人数制ゼミです。実際に手を動かしたり、しっかりと質問、議論をする時間を設けることで内容を確実に理解することを目標とします。同じ気持ちをもった仲間と一緒に学んだ先には新しい数学の世界が待っています。ロマ数トレランではロマンティストの先生と仲間たちと一緒に演習、対話をメインとしながらその分野の深い理解を目指します。

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やばそうな数式

前節は私がロマンティック数学系事業を説明するときによく用いるものです。数学の世界には獰猛な野獣が住んでいることの例として、資料の中にやばそうな数式の画像を入れています。

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先日ロマ数トレランのガイダンス回にて、「この数式は何者か?」と聞かれました。意味は分かるものの、なぜ成り立つかなどを即答することができませんでした。

証明もしていないものを軽々と載せてしまったことを反省し、本記事と次の記事の2記事に渡ってこの数式の意味の解説、そして証明を行いたいと思います。本記事ではまず意味を解説します。

続きはこちらから!


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