“比例定数”を制する者は、比例・反比例を制す
今回は、タイトルにある通り“比例定数”を上手く扱えるようにするための講座になっています。最後まで読んでいただけると幸いです。
⒈ 主役は“比例定数”だ!
◎ 変数と定数
比例・反比例では、「x・y・a」の3人の人物が登場します。
xとyは「変数」と言い、読んで字のごとく「変」化する「数」であるのに対して、
a は比例定数という名前がついていることから分るように、「定」まった「数」である「定数」です。
つまり、xとyは-3や2,100など様々な値をとるのに対して、aは2と定まったらずっと2のまま変化しません。
◎ 比例・反比例における主役と脇役
比例定数aは不変で、xとyは千変万化することが分かったかと思います。
では、実際に比例・反比例において重要なのはどれだと思いますか。
もちろん、比例定数aですね。
言ってしまえば、この比例定数aさえ求められれば、比例・反比例のほとんどの問題が解けます。
要するに、比例・反比例の主役は比例定数aであり、xとyはあくまで主役を引き立たせるための脇役であるということです。
いつだって真っ直ぐで変わらない者が主役ですからね笑
⒉ 比例定数を使いこなそう
◎ 第2講 主役は“比例定数”編
比例定数を使いこなすために、まずは「xとyの値から比例定数aを求め、yをxの
式で表す」という基本問題から始めましょう。
比例が問題1〜3、反比例が問題4〜6となっています。
問題1と2・4と5は、比例定数を扱う上で必ず押さえてほしい重要事項です。
もしそこでつまずいてしまったら、問題の途中でも思い切って解答を見て確認しましょう。大切なのはその重要事項を問題の中で扱うことなので、つまずいてしまっても全然大丈夫です。
これまで通り丁寧に解き、解答解説でしっかり確認しましょう。
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