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グループディスカッション完全必勝マニュアル

こんにちは。

コロナきっかけで就活がオフライン中心からオンライン中心になりましたよね。就活の中身(説明会や面接など)そのものはオフライン中心だった際とほとんど変わりませんが、「効率」という観点では大きく変化したのではないでしょうか。

就活のほとんどがオンライン上で行われることにより、物理的な制約がなくなりました。説明会などには全国から大量の就活生が集まるようになり、企業サイドは今まで以上に効率よく就活生を捌く必要に迫られています。その結果、一度に大量の就活生を捌くことができる集団面接とグループディスカッション(以下グルディス)の対策が今後より重要になってくるのは間違いないでしょう。

というわけで今回は、グルディスの壁を絶対突破するための思考方・ハウツーをまとめました。僕が就活生だった頃、練習を含めると20~25回程度グルディスを行いましたが、ここに書いたことは毎回PDCAを回して得た知識や経験を体系化したものです。就活において一度もグルディスで落ちなかったのは、以下に書いたようなことを言語化し、ブラッシュアップし、そして実践し続けたおかげです。

グルディスのテーマは様々かと思いますが、どのテーマであっても転用可能な内容を目指しました。このnoteがコロナ禍で就活を行う方々のお役に少しでも立てたら嬉しいです。

noteの構成は以下の通りです。

1. 完全必勝のためのハウツー紹介
・グルディスを突破するための思考法、スタンスについて紹介
・Ex). 「いきなり解決策に飛びついてはならない」

2. 役職別解説
・リーダー、タイムキーパーといった役職のミッションと、その立ち振る舞い方について紹介
・向いている人を役職別に紹介

約8,000字というなかなかのボリュームですが、最後までご覧いただくとグルディス力が上がること間違いなしです!

それではどうぞ!

お題を事前に把握せよ

はじめに、どういう理由でグルディスが選考に組み込まれているのかを改めて考えてみます。理由の一つとして考えられるのは先ほども述べましたが「大量の就活生を大量に捌きたい」からでしょう。1人に対して1時間よりも、10人に対して1時間の方が捌ける人数は10倍に増えます。グルディスが一次選考として用いられることが多いのはこの理由からです。

したがって、毎度異なるグルディスのお題を企業サイドが出してくるとは考えにくいです。なぜなら、捌く人数を増やして効率を高めるためにグルディスを採用しているのにもかかわらず、グルディスのお題を毎度考える工数がかかっていたら本末転倒になってしまうからです。

要するに何が言いたいのかというと、企業サイドはお題を使いまわしているはずなので、そのお題を事前に特定しちゃいましょう!ということです。ワンキャリアやunistyleなど、就活生に優しい就活サイトがネット上にはたくさんあるので、そこで選考情報を調べてみると案外お題が載っていたりします。ですが、もしお題が載っていなくても大丈夫。下に書くことを実践すれば通過できます。

▶︎ワンキャリア

▶︎unistyle

率先してタイムキーパーになるな

グルディスが始まると同時にまず話し合うのが、誰が何を担当するかという役職について。そこで飛び抜けて人気の役職がタイムキーパーです。なぜタイムキーパーが人気なのかというと、「何かしら役職につかないと減点されそうだから、とりまタイムキーパーやっとくか!」という思考回路に至るから。

そんなわけでタイムキーパーは大人気の役職ですが、僕は可能な限りタイムキーパーを避けるべきだと考えています。理由としては、タイムキーパーだと議論に集中できなくなり、アピールできる点が必然的に少なくなるからです。

タイムキーパーのミッションは、議論をゴールに持っていくためのタイムマネジメントにあります。したがって、議論の中身よりも時間に神経を集中させなければなりません。企業サイドは役職を見ているわけではなく、その人の立ち振る舞いや発言内容、場回しなどをチェックしていると考えられるため、時間に集中するよりも、議論に集中できるポジションにいた方が良いのではないでしょうか。

ただし、ここまでタイムキーパーを貶しておいて矛盾するようですが、タイムキーパーという役割はグルディスにおいて極めて大切です。その理由は後述しますが、僕がここで言いたいのは「わざわざ自分からタイムキーパーになる必要はあるのか?」ということです。

タイムマネジメントのみ行うタイムキーパーなら、正直中学生でも務まります。議論に積極的に参加しつつ時間にも意識を払えるような、マルチタスクが得意な方であれば問題ないですが、ただ役職に就くためにタイムキーパーを選択するのは賢明とは言えないでしょう。

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