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トリュフォー「ヒッチコック映画術」初版単行本&DVDセット

フランソワ・トリュフォーがアルフレッド・ヒッチコックに彼の全作品インタビューを敢行した歴史的名著「ヒッチコック映画術」(山田宏一・蓮實重彦訳)の初版単行本(初版第7刷)と、2016年に劇場公開されたこの本のメイキング的ドキュメンタリー「ヒッチコック/トリュフォー」のDVDの組み合わせセットです。

「ヒッチコック映画術」は、映画監督であり映画評論家でもあったトリュフォーの、評論家としての代表作。1962年にトリュフォーはヒッチコックを訪ね、約1週間に渡って全作品についての詳細なインタビューを試みました。

それを元に作品一つ一つについてのヒッチコック自身の解説を語りおろした本がこのインタビュー集になります。刊行以来、世界中でロングセラーを続けており、世界の映画学校で教科書として使われています。

サスペンスとは何か、どうしたらサスペンスが生まれるのかを自作を通して具体的に語るヒッチコックの話はまことに面白く、映画に関わらず、全てのクリエイターにとって非常に参考になります。

荒木飛呂彦はこの本を「漫画作りの教科書として使える」と絶賛して漫画家志望者に推薦しております。

本書は1990年に改訂版「定本 映画術 ヒッチコック/トリュフォー」になっており、現在売っているのは改訂版です。

写真を見ればお分かりの通り、物凄く厚い本です。中には活字と写真がビッシリ詰まっていて、大変に読み応えがあります。

今回は初版「映画術」と、合わせてドキュメンタリーDVD「ヒッチコック/トリュフォー」をセットで出品します。

ドキュメンタリー「ヒッチコック/トリュフォー」は、1962年のインタビュー時にトリュフォーがテープレコーダーを回していて、その音声を中心に、ヒッチコックが語る自作解説をその映像と共に見せるという、完全に副読本的な映画となっています。本を読むのは覚悟がいる厚さなので、まずはこのドキュメンタリーを観て、それからヒッチコックの映画を鑑賞し、実際の作品を観るのが一番分かりやすく、楽しめると思います。

本は80年代半ばに購入してずっと書棚に入れておりましたので、それなりの経年劣化がありますが、破れや書き込みはありません。またDVDはレンタル落ちです。

1990年に出た「定本 映画術」は新刊としてまだ買えますが、4400円します。私が初版を購入した時は2900円でした。定本の方は古書価でも3400円くらいしますが、私の本は古書なので、1700円で。DVDはレンタル落ちなので300円にします(再生に問題はありません)。ただ、本はハードカバーのB5サイズで、かなり重い本ですので、60サイズの段ボール箱で送料750円かかります。ですので計2750円でいかがでしょうか。

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