感覚?それとも知的?

こんちくわぶ。まてさんです。

さて今日は英語のお話。
題の通りです。

私は、言語を感覚的に捉えている部分が強いと思っていて、その感覚を当てはめて理解していくことが多いのです。
ただ、英語の教鞭をとっていて感じたのですが、「知的」なところに焦点を当てることが非常に多い。例えば文法の用語ですとか、訳読式授業ですとか。
もちろんこれらを全否定するつもりはありませんし、このような授業が時に身を結ぶこともあるわけです。でも、それで本当に「感覚的に」身についた、と言えるのでしょうか。

中高6年間で英語を勉強したが、まともに話せない、というのはよく聞くことですが、授業の中で仮に50分全て英語を喋らせたとしても、勉強量としてはまだまだ不足しているのではないかと思うのです。「知的」理解から「感覚的」理解への移行は、膨大な時間英語に触れることで完成します。
その後膨大な時間の中に、「知的」理解の時間は十数%であると思います。残りは「感覚的」理解の時間です。

これからの授業、「知的」をどこまでの区切りとし、「感覚的」に移行しながら「知的」を補足するかが、重要なのかもしれませんね。
英語の教鞭を取るものとして、より気合を入れて臨んで行きたいと思います。

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