「先生って、なんで怒らないの?」
こんにちくわぶ。まてさんです。
先日生徒に、こんな一言を言われました。
先生が怒ってるのを見たことないんだけど、なんで怒らないの?
…確かにな、と思いました。周りの先生はできないことやわからないことですぐに怒ってばかり。でも私は一切怒りません。
もちろん注意はしますが。
今日はこの質問に対する答えを、つらつらと記していきます。
もともと、私も高校時代に精神的な悩みから不登校寸前まで陥ったことがあり、この時の担任のサポートがとてもよかったことから、今度は自分が高校の教員としてサポートしたいと考えるようになり、今に至るのです。
教員といっても、むやみやたらに厳しく生徒に当たるようでは信頼感は得られないし、かといって甘えすぎるのもよろしくない。そこで、「怒る」という感情を捨てることにしました。注意するときも、穏やかに自分らしい方法で。
信頼感を得るにはいろいろとあるかと思いますが、ことに学校においては1年間を共にするわけですから、「話しやすい人」を探して話しかけると考えました。もちろん話しやすいという特徴だけで集めるのは簡単ですが、ここで言動が変わってしまっては元も子もありません。
そこで、「一貫性」を保つことにしたのです。授業のときも、休み時間も、同じ接し方で。意識をすることで、だいぶ変わってきたように思います。
そうすると、生徒の普段の悩みや不満などが降りかかってくるようになります。「聞く」「共感する」「アドバイスする」のコーチングやカウンセリングマインドの技術をうまく使って(まだまだ使いこなせていませんが・・・)、悩みが少しでも良い方向に進んでいけばよいと感じています。
教員2年目(もうすぐ3年目)ですが、「怒らない」指導で、自分らしくやっていきたいです。
・・・ここまでに至る経緯やちょっとした体験談などもあるにはあるのですが、それはおいおい。もし「いいね」などで人気があれば、記してみたいなと思っています。
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