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#2 「住まい」に対する価値観① 結婚前の住まい

前回、私の大まかな住まい遍歴を説明させていただきました。今回から住まいに対する自分の価値観について考えたいと思います。

与えられて当然の「住まい」

自分の「住まい」について、意識をするようになったのは結婚を機に会社の寮を出るタイミングでした。

それまでは[親元]→[高校の寮]→[大学下宿]→[会社の寮]に住んでおり、自分の所属する組織に応じて必然的に住む場所が決まっている感覚でした。有難いことに学生時代は親からの援助があり、会社の寮も寮費1万円/月と金銭的負担が少なく「住まい」は与えられて当然の環境となっていました。

ちなみに独身時代住んでいた会社の寮は、山手線沿線・駅徒歩10分・地区10年弱のマンション1棟を借上した独身寮でした。約25㎡の1Kワンルームタイプで1万円/月と破格の寮費でしたが、[水光熱費補助]なる手当が2万円/月支給されており、実質1万円/月をもらいながら住んでいる状況でした。(SUUMOで同等の賃貸物件を探してみると、安くても7万円/月の家賃設定されていました…写真は独身寮のベランダから)

今から振り返ればなんとも贅沢な環境です。当時はその自覚すらありませんでした…


現実に目覚める

「独身寮に住んでいるうちが一番自由に金を使えるんだぞ!」

「独身寮にいるうちに金貯めとけよ!」

「結婚したら独身寮と同じ通勤時間の場所に住めると思うなよ!」

会社の先輩からは ↑ のような事をよく言われていました。しかし自分には関係ない話として、私の心には全く響いていませんでした。そんな私は、結婚を機に突然会社の独身寮を出る必要に迫られます。そもそも結婚したら寮を出なければならない事も知らなかった私は、独身寮を出た後の「住まい」について、とっても軽~く考えていました。無論、不動産に対する知識・興味も皆無の状態です。

そんな私は、SUUMOで新居探しを始めた直後から少しづつ現実に目覚めていくのです。

当初より、希望の家賃・間取り(10万円/月・1~2LDK)で独身寮と同じエリアには住めない事は薄々感じていました。がしかし、どこまで都心から離れても理想の物件にたどり着くことは無く、瞬間的に絶望状態になりました。結婚後も会社に黙って、独身寮にカミさんと二人で住もうと本気で考えた事もありました。

今考えれば、若かったというか、困った世間知らずちゃんです

次回は、自分で結婚後の「住まい」を真剣に探し始めて、「住まい」に対する価値観の変化を思い出しながら書いていこうと思います。

#自己居住用不動産を真剣に考える
#投資用不動産じゃないよ!
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