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Tグループ(人間関係トレーニング)に参加する。

コロナ禍前から3年越しでやっと参加までこぎ着けました。参加するにあたり、参加目的やめあてを再確認したいと思います。

参加のきっかけ

不惑をどん底で過ごし、業績が上向いて知命に掛かる頃から、ぼんやりとした不安といいますか閉塞感を感じるようになり次に打ち込む何かを探す旅に出たままのような気がします。
わけても10名前後の小さな会社がゴキゲンな職場になるにはどうすればいいか、つまりは私自身の会社をどうすればゴキゲンな職場にできるか、その答えを探しに出たのです。

先達のご縁をたぐり寄せて様々な機会をいただき学ばせていただきました。その学びの中で徐々にではありますが、「組織開発」という言葉が浮かび上がってきました。

ご縁が重なりまして株式会社メタノイアの村岡康裕先生のダイアローグ・セッションに参加させていただきました。村岡先生はもちろん、参加者の方もやさしく包み込むような物腰で、心理的安全性とはこのことか、と初めての体験をしました。

何回か参加させていただくと、Tグループという言葉が複数の方から伺うようになりました。

Tグループ?何それ?

Tグループに参加したら、あの雰囲気、傾聴力が身につくのかなぁ?
そこには私が欲しくてたまらないものがある予感がしました。

そもそもTグループとは?

ググってみると、主催者である一般社団法人日本体験学習研究所(JIEL)のホームページにたどり着きました。その定義は次の通りです。

「Tグループは、狭義には8人ぐらいのメンバーとTグループファシリテーター(トレーナー)で構成された話題も手続きも特に決まっていなく、グループメンバーの相互作用を通して活動を行うTグループセッションのことを指します。広義には、複数のTグループとトレーナースタッフ、運営スタッフなどを含めた合宿形式のすべてのプログラムのデザインと運営をTグループと呼ぶことがあります。このようなTグループの活動を通して、グループの中で自分を生かし他者共に生きることができるかを探求することが、チームづくり、組織づくりの基本的かつ重要な視点を参加者一人ひとりがもつことが可能になるのです。」

なるほど、なるほど、これは行ってみないと分からない(笑)。

参加には事前の研修(2講座)があり、場所は軽井沢方面で5泊6日の合宿、苦手な合宿、なかなか手強い。

事前研修を受け、いざTグループへ、そこにコロナ禍、家内の闘病などで3年が経過してしまいました。

もう一度、参加の目的とめあてを再確認して臨みます。

欲しくてたまらないもの(1)マイ・チーム

私は我が強いと申しますか、ここがいけないところだと思うのですが、欲しくてしかたないものがあります。それはマイ・チームです。私自身が全力を出しきったときにチームの皆が喜んでくれる、そんなチームに憧れています。

これは子どもの頃からの課題なのですが、何か始めると呑め入り込んで周りが見えなくなるところがあって、「やった!こんな面白いことないよなぁ」と自己満よろしく振り返ると誰も居なかったり、居てもドン引きだったりする始末。この傾向は還暦になっても変わりません。

欲しくてたまらないもの(2) お地蔵さんのような笑顔

「やった!こんな面白いことないよなぁ」と振り返った私の顔は、恐らく鬼の形相なんだろうと思います。とても楽しそうには見えない、とりつく島もない、そんな感じなんだろう、とも。

楽しいことは楽しいように、辛いときも微笑みを忘れない、昔話に出てくる村はずれのお地蔵さんになりたい。お地蔵さんは、変わらぬ笑顔で、郷里を旅たつ若者を励ましたり、疲れた旅人をやさしく迎えたり大活躍です。

肝腎なのは変わらぬ笑顔ということ、相手が思うように、期待どおりに支援します、まったく我というものがありません。梵我一如というのでしょうか。

さぁ、清里で手がかりを掴んで帰ります。

Tグループ修了後、何が変わったのか?ご報告したいと思います。