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ミステリアスな茶道の世界で楽しく生きる

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習えば習うほど訳がわからなくなる茶道の世界。摩訶不思議な所作の数々。ある日ふっとその所作の本当に意味を知った瞬間、今まで見えてなかった世界が見えてくる。
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#お師匠様すごいや

増え続ける白靴下 しかも片方ばかりなり

増え続ける白靴下 しかも片方ばかりなり

お茶を3年前から習っています(茶道は己のM度が試される芸事)。本来ならばお着物でお稽古するのが正式で足さばきの勉強にもなり、午前中のお稽古が済むと速攻午後から職場に出勤するのでお洋服でさせていただいております。

お稽古日には、お稽古カバンの中に7種の神器を入れ、もう1つ用意しておかないといけないものが。

それは白靴下。

これを忘れるとパンツを履かずにズボンを履いてしまった時の(そんな人はいる

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茶道の袱紗捌き こんな動きみたこたあない。これってある意味神業

茶道の袱紗捌き こんな動きみたこたあない。これってある意味神業

前回「茶道は己のM度が試される習い事」で、手ぶらで茶道の教室の高い敷居をまたいだ私。よく言えば、無垢、悪く言えば無知。
先生の許可もおりいよいよお稽古初日。

先生:「まずはお稽古に必要な、古帛紗、袱紗、扇子といった一式を揃えましょ。注文しておいてあげますからね。」
小粒:「有難うございます!」
先生:「新しい帛紗が届くまでこの帛紗つかいんせー。これあなたにあげる」

おぉ〜。これが茶道で使う袱紗

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