南紀白浜の大学生一人旅。 | 一人だけど、独りじゃない旅
〜1月1日 11:00
寒くなって冬の訪れを東京で感じる時、少しだけ南下してみたくなる。大学の休みに乗じて、旅に出た。目的の場所は和歌山県南部の南紀白浜。19歳大学生の二回目の一人旅の記録をどうぞご覧あれ。
前編・深夜の計画
たまたまこの時期に意図せずに1週間くらい大学に行かなくていい期間を得た。実際はズーム講義などに変わっただけの単位もあるが、実際にキャンパスへ出向かずとも出席が貰える。
この1週間の休暇というものは、理系大学生からすると中々お目にかかれない代物である。家族とこのことを話していたら、「どこか旅行してきたら?」と提案されたのがきっかけだ。
パソコンさえ持っていけばZoom授業なんてどこでも出られるのが魅力だし、この時期に休暇の大学生は他に中々いない。となると、この時期に再び一人旅に出掛けるのも悪くはなさそう。
目的地は和歌山県の南紀白浜。JALの当日割で片道6930円。安い。一番早いフライトを予約し、安い相部屋の宿も予約。これは一泊2816円。さらに安い。
この時点で深夜12時半を回っていたが、そこから観光名所全てを周るプランを企だてる。一人なので着いてからでもいいが、ある程度のプランは立てておいた。結局睡眠についたのは午前1時半を回った時だった。
起床は便に合わせて午前5時。睡眠時間、なんと三時間半。なんとか空港に辿り着き、飛行機に乗った瞬間から爆睡。起きたら、そこは既に南紀白浜空港だった。
其の一・見晴らし良き絶景空港公園
午前9時に南紀白浜空港に到着。空港からの移動手段はもちろん徒歩。大半の人はバス、タクシー、レンタカーのいずれかを使うと思うが私は徒歩。これには幾つか私自身の旅に関する持論であるが、節約するのは正義ということ、長距離の徒歩は若い内にしか出来ないこと、と最後に歩きでしか分からないその場所の一面があることである。
外に出ると、朝の気候が気持ち良い。ちょっぴり寒い風が吹くが、太陽が体を温めてくれる。
坂になっていて、歩きがいがある。こちら側の道には、ほとんど車通りがなく歩きやすい。自然に囲まれていて、たくさんの写真が撮れる。
道中スナップを撮りながら歩いていたら、すぐに公園に着いた。
綺麗なシェアオフィスの隣に佇む公園、広く綺麗。
其の二・静かな海岸沿いの戎神社と浦安神社
グーグルマップに連れられ、二つ目の目的地へ向かう。公園の奥から続く道を、山沿いに歩いていく。
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12月2日 11:00 〜 2025年1月1日 11:00
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