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死に続く死

私たちが死ねば、この世界に何が残るなのだろうか。名だろうか?功績だろうか?まだ生きている私たちには知り得ない。生物としてこの世を去ったのちにも、その後私たちは私たちを覚えてくれる人がいるだけ、記憶の中で生き続けるだろう。

しかし、その記憶を持ち、最後に私たちのことが話される日がいずれ来る。それが二度目の死だ。私たちの記憶を保持する最後の人がいなくなってしまうことで私たちはこの世で記憶されることがなくなってしまう。

そして、最後に訪れるのが三度目の死、すなわち私たちという存在証明(一切の写真、録音、動画など)が消え去ることだ。

私たちは死ぬ。それは、生物として生きていく上で変わる事の無い事実だ。同様に、私達を知る人々も死ぬ。

しかし、私達がこの世界に存在したという事実は、私は死なせたくはない。
短く、重いテーマであったがまたの記事で。
抹茶たいやき

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