配信から見える会話の癖。

幸福に他者との関わりは、絶対不可欠だ。
社会の役に立っているのだという自信も大切だが。

他者に好かれるために自分を変えろとは言わないが、
他者に嫌われ続けてもいい場合にのみありのままの自分を愛したらいい。

私が距離を置く人間のほとんどは、他者を「自分を認識してくれる個人」としてしか扱わず、その他者も個人であるという認識がない。

配信をしていると、良い具体例に出会うことが多く、瞬間的に分類わけできるために揉め事が起こる前に排除ができ、とても助かる。
例えば、配信者が「今日は焼きそばを食べたの。」と言ったとしよう。
リスナーの反応は大体数種類に分かれる。

1. いいな!美味しそう!などの相槌型。
2. 私/俺、焼きそば作れるよ などの無意識自慢型。
3. 私/俺も昨日食べたよ などの自他の境界線皆無型。
4. へー!どうだった?などの会話型。
5. カラオケ行こうかな〜 などの会話破綻型。
6. 夜に焼きそばとか太るよ などの嫌味型。

基本的にこの種類の反応を私はよく目にする。
特にどの回答も全く問題がないように思われるが、2、3、5、6の反応を繰り返されれば人は時として疲れる。

私の話題でお前の日記や自慢を始めるなといった気持ちになる。無視をするなど論外だ。

勿論、個人差があるために私もできるだけ寛容でいたいために、2と3の返事の割合が1、4を超えた場合にのみ、NGに入れる。5と6はその枠までの関係性になる。
わざわざ本人には告知しない。なぜならこれは会話の癖であり、私との相性が悪かったというだけで、人としてしてはいけないことをしているわけではないからだ。

しかし個人的に 5 、6を頻繁にしてしまう人間は恐らく、他人と距離を詰めることはできないのではないだろうかと思う。いつも他人に嫌われると感じている人は取り敢えず、意識的に2、3、5、6の解答を控えるようにしてみてほしい。

枠が面白くなければリスナーも枠主を切れるように、
枠主もリスナーを自由に切れる。

私が君に嫌われる可能性が大いにあるように、君も、無神経な一言で私にとって無になる可能性もある。
だから、お互いの存在に感謝し、お互いを尊重し、居心地の良い会話をしよう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?