多分、めっちゃ難しい "無職酒場" 🍺
集まってくれるかわからない。アクセス的にむしろ不安。
めっちゃ怖い。けど誰かにとって絶対に必要な場だと思うからやりたい。
このnoteは、岡山県北部にある真庭市で無職酒場をやることにした僕の想いを全部バラしちゃうnoteです。
申し込みページに会場の写真など詳細があるので、ぜひそちらもあわせてご覧いただけると嬉しいです!
申し込みはこちらのページから↓↓↓
岡山県の県北で初めての無職酒場をやってみる
こんにちは!
岡山県真庭市でまちづくりをやっているモリゾーです。
12月22日(日)に無職酒場をやってみることにしました🍺
無職酒場って?
休職(キャリアブレイク)期間をネガティブなものからポジティブなものに捉え直して、無職の人たちが安心してお酒を飲みながら過去・現在・未来のことなど好きなことを好きなように語り合える場。
それが "無職酒場" です。
もちろん無職の人だけのイベントではなくって。
今働いている、いわゆる有職の人も一緒になって話して飲んで楽しむイベントです。
引用元の記事はこちら💁
なんでやろうと思ったのか語ってみる
自分のキャリアブレイク
キャリアブレイクって言葉を知ったのは本当にここ2年くらいで。
「かっけぇ!」ってなったのと同時に「自分にとってキャリアブレイク期間ってめっちゃ転機だったな。」って振り返るきっかけにもなりました。
僕は18歳からバンド活動をしていて、夢破れたのが25歳。
バイト先の居酒屋に就職して楽しさはあったものの、将来がイメージできなくて1年で退職しました。
高校卒だしスキルもない自分はどうやって生きていけばいいんだろうって路頭に迷った時期がありました。
そこが僕のキャリアブレイクスタート地点。
どうせならやったことないことをやって、知らない環境に飛び込んでみようと思って、"リバ邸とらくれす" っていうシェアハウスに住み始めました。
そこから半年間、今までの生活を続けていたら絶対出会わないであろう人たちと出会って友達になったり、いろんな話を聞きながらとりあえず挑戦してみたり。
ニートなのに結婚したり、独立したり。
そんなキャリアブレイク期間があったおかげで、試行錯誤しながらですが、今やりたいことができてるんだよなぁと心から思っています。
まだまだ地方は風当たりが冷たいまま
そんな人生のターニングポイントであるキャリアブレイクは、地方においてはかなりネガティブなものとして捉えられてしまっています。
身の回りに、なんなら家族にも隠して転職をしなきゃいけなかったりで。
僕の母親もそうでした。
気兼ねなく話せる仲間や場所も見つけられず、次に進めない。
せっかくのキャリアブレイクがプラスにならないまま終わってしまうことがほとんどです。
いろんな表現があるとは思うんですが、僕なりに一言で表現すると、「
そんな町はつまらん!」です。
そんな町じゃ楽しくない。もっと "ないまぜ" がいい。
そんな雰囲気を都市部だけじゃなくて山間部にも生みたいと思って、真庭市で無職酒場を開催することに決めました。
真庭市ってどんなところ?
岡山県の北のほう。
鳥取県との境目にあって、面積的には県内で一番大きい市です。
9市区町村が合併してできた市で、城下町、市場町、温泉地、高原と町ごとにキャラクターが立っているところです。
今回、無職酒場を開催するのは勝山という町。
三浦城というお城の城下町として栄えて、岡山県で初めて "町並み保存地区" に指定されたストリートがある町です。
会場は築100年以上の古民家を利活用した拠点 "郷宿1764"
そのストリートのど真ん中、昔は役人の宿として使用されていた「郷宿」という築100年以上の古民家があります。
1年ほど前まで地域に愛される老舗の蕎麦屋さんでしたが、去年引退されて空き家になっていたので、9月から自分たちで少しずつDIYしながら拠点にしようとしています!
まだまだなにもないけど「遊びに来てー!」っていろんなところで声をかけてみたところ、2ヶ月で60人くらい全国から遊びに来てくれて。
場所と人がいるってだけで人は集まるもんだなぁとか感じています。
真庭の立地不利、厳しいって。
来てみるとコンビニ、スーパー、カフェ、居酒屋などなど徒歩圏内に全てが揃ってて人の営みが見える町なんです。勝山って。最寄り駅もあるし。
でも圧倒的立地不利。アクセス厳しすぎなんです。
岡山駅からバスで2時間。
汽車をうまく乗り継いで2時間半。
岡山空港から車やバスで1時間ちょい。
しんどすぎるでしょう…
どうせやるならたくさん集まっていろんな話が聞けると嬉しいのだけど、アクセス難しいのと、山陰にキャリアブレイクの言葉が届いてきてるのか…
めっちゃ怖い。誰も来てくれなかったらどうしようとか。
そんな不安がずっと付き纏っています。
それでもやる意味
それでもやる意味はあると思っていて。めっちゃシンプルなんだけど。
例えば1人しか集まらなくっても、その人は安心の場所を求めてきてくれるので、その人が「楽しかった」とか「なんか踏ん切りついた」って言ってもらえるような空間を用意して待ってればいいかぁと思っています。
あ、そうだ。逆に1人だったらじっくり話できますね。
友達になりましょう。しっぽりでも良いね。
さいごにあらためて
さて、こんな山奥で開催される無職酒場でした。
実は僕、東京の串カツ玩具-GANG-ってお店をやってた時、無職酒場を開催したことがあるんですよ。めっちゃいろんな人が来てくれて、常連さんも入り混じる空間になっちゃってねその日は。
一番覚えてんのがみんなの顔なんです。めっちゃ良い顔してて。
「私の未来は明るいぞ」って顔してたんです。
開催したこっちが一番幸せな気分になったのを覚えてます。
そんな空間を真庭市でも創りたいなぁなんて思っています。
多分みなさん真庭市に来たことないと思うので、せっかくの機会にどうですか?ちょっと遠出して一緒に飲みましょう🍶
あなたと会えるのを楽しみに待っています!
申し込みはこちらのページからどうぞ!
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