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白翔中学校の講演会を担当しました


去る11/20月曜、
白老町内の白翔中学校にて
キャリア講演を担当させていただきました。

タイトルは、「名前のない仕事をつくる」。
尊敬している友人の東詩歩さんと一緒に登壇しました。

しほちゃんは、
和歌山大の院生として観光哲学を学ぶ傍ら、
合同会社「ギンエン」を運営。
WEB制作や写真撮影等を請け負っています。

遡ること、ことしの3月。
写真とデザインWS「しらおいクリップ」で、
しほちゃんに写真の講師を依頼しました。

カメラ片手に、みんなで歩く白老の街中。
それはそれは、発見にあふれた楽しい時間でした。

イベントに参加してくれた役場の長尾さんは、
「楽しくてカメラ買っちゃった〜!」と
嬉しいコメントをくださいました。


それから数ヵ月。
ある夏の日に長尾さんから突然電話がきました。
「中学生むけの講演会、東さんと羽ちゃん出ない?」

依頼をいただいたのは、
町内の中学2校で毎年開催されている講演会でした。
例年通りだと、プロスポーツ選手などを呼ぶことが多いのだそう。

「遠い世界のスゴい人」も良いけれど。
「地元で活躍している若い人」と対話する方が、
より自分ごととして、「仕事」について考えられるのではないか。

もっと白老に親しみをもって、将来の可能性をひろげてほしい!

アツい思いをもった長尾さんが、
あらたな試みとして講演会を企画してくだいました。


それから打ち合わせを重ね、
あっというまに当日をむかえました。

自己紹介や活動プレゼンも5分ほどで済ませ、
しほちゃんと二人で「仕事」についてお互いに問いかけたり、
中学生からの質問に答えることに多くの時間を使いました。

「今の仕事をしていなかったら、なにをしていたと思いますか?」
「中学校の部活での経験から、今に活きていることってありますか?」
「これからの目標はありますか?」
「僕でも社長になれますか?!」

地に足ついた理知的な質問ばかり・・・!
中学生のもつポテンシャルに、ただただ驚き感動しました。
私にとっても、振り返る時間となり、本当にありがたい思いです。


”良い問いとは、それだけでほとんど答えなのである”
”その人にとって切実な問題からくる問いが、良い問いなのである”
小林秀雄の『学生との対話』を思い出しました。

日常で感じることを
素直にことばにできる子がこんなにいるとは・・・

教育がどうこうとか、時代の境目でうんぬんとか、
大人はよく言うけれど。
みんな素晴らしいじゃーん!!
と、痺れたなぁ・・・

「名前のない仕事をつくる」とは、
あたらしく仕事を作ることでもあり、
既存の枠組みの中でも楽しく仕事を進めていく工夫でもある。

自分がどんな視点で仕事をえらぶか?を明確にする。
その視点は別にひとつでなくても良い。
誰かと話してみることで、可能性が広がることもある。

伝えたい内容を、ふわっと受け取ってくれたようで
とても嬉しかったです。

講演後のアンケートにも
たくさん質問が詰まっていて、またまた嬉しい。

企画してくれた長尾さん、
たのしい時間を作ってくれたしほちゃん、場をつくってくれた教育委員会の方や白翔中の先生方、じっくり話を聞いてくれた生徒さん。
ありがたい気持ちでいっぱいです。
良い時間でした!!!

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