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パーソナルカラー&骨格診断をした話

2021年の秋にパーソナルカラー診断と骨格診断を受けてきました。最早春ですが。最早……季節2回変わってますが……。

パーソナルカラー。
その概念を認識したのは、高校を卒業したくらいでしょうか。名古屋駅の地下の本屋で立ち読みした記憶があります。
へ〜、こんなものがあるんだ、と。その時、本の中にあったフローチャートの自己診断では秋かな、と思いました。ブルベか、イエベか……イエベかなあ。春か秋か……ああ、これは秋だろうな?というぐらい。

秋は、成熟していてゴージャスな「オンナ」のイメージ。冬が格好いい!と思ったけど(わたしはクールビューティが大好きです)、流石に自分は冬じゃないな、と捨てました。
ようするに「手の届きそう」で「こうでありたい」という理想で自分の評価を投影してしまっていたわけですね。うーん、あるある。

その後、大学生の時にモデルもやっていた友達から「宗谷ちゃんはスプリングだと思う!」とキラキラした眼差しで言われ、自分のイメージを投影せずにフラットに見たらそうなのかなあ、スプリングかあ、そうかあ………と思ったり。
母親に「パーソナルカラー診断って知ってる?」って話を振った瞬間、「馬鹿馬鹿しい。そんなもの関係ないの、自分の好きな服を着ればいいじゃない」と笑われ。一笑に付されるってこういうことなんだな、って腹落ちするくらい清々しく笑われたり。(わたしの母親はファッションセンスがカンストしてる組の人間です)

好きな服を着て暮らしたらいい。それはその通りなんだけど。
好き10で暮らしたいときもあれば、好き3似合う7で戦闘したいときもある。
なんなら好き0でもいいから、この瞬間、自分をサイッコーに美しく見せられればそれでいい、みたいな時が。
(いや、でも好きは大事です。全く好みじゃない服着せられてお見合い写真撮ったはいいものの、その写真が出回る現実に耐えられなくなったミドサー女子より)

そんな風に、思い返すとずっともやもやしていました。多分こうなんだろうなあ……多分……というもやもや。
さらに骨格診断という概念が誕生し、骨格は本当に自己判断できないし(ウェーブ……か!?)、自問自答していくと、なんかこう……手がかりというか、とっかかりが欲しいなあって。

特にわたしは人並みに体型で隠したいところはあるので、「スタイルアップが叶う服知りたいじゃんか〜。PCも一緒に見てもらうか〜」という気持ちで
受講したのはこちら。初めての診断系イメコン!

micoさんにお願いをしようと思ったのは、「ファッションをもっと楽しみたい」というファッション軸の診断を標榜していたからです。
わたしは自分をよく見せなければならない、感じよく振る舞うオケージョンがあるわけでもなく、好きなものをよりよく楽しく着て生きていきたい、その手段としてのイメコンだったので、まさに……これじゃん……!!!と思ってお願いしました。

指定された場所は南青山。南青山は、昔髪を切りに行っていた=美人になれるエリア(そこの担当さんが渋谷界隈に移動したので今は渋谷)という気持ちの位置付けなのでテンションを上げながら向かいました。
自問自答ファッション講座であきやさんに会う時とほぼ同じ格好(靴だけブーツに変えた)という、当時のわたしの中で一番イケてると思われる格好で。

コンサルタントのmicoさんは、すごく朗らかでさっぱりしていて、noteで拝見していたイメージそのままでした。やはり人となりは文章に顕れますね。
(ブシュロンのクルドパリがお揃いだったのが嬉しかった〜〜(´∀`*)ウフフ)

結果は……

パーソナルカラー:1st WINTER/2nd SUMMER
骨格:ナチュラル(下半身ウェーブmix)


でした(ドンドンパフパフーーー!)
帰り道のわたしの動揺はこちら↓↓

黄色へのアイデンティティ……/(^o^)\

髪の毛、地毛ちょっと明るいのに??
ポール・スミスで買った山吹色一色のニットワンピース、あんなに似合ってるって言われるのに?
シュウウエムラでポケモンコラボやった時に買ったオレンジリップの「パンプキンバズ」、つけるだけで顔がイケてるような気がしてるのに?
アクセサリーの地金は9割、金(YG)で合わせてきたのに?

でも、思い当たることもあります。
絶対に似合うはずのものがイマイチしっくり来なかったり(主にメイク、コロナでタッチアップ出来なくなったので博打度が上がったと感じていた)、似合わないはずのものが似合ったり(ネイビーや青の服。ロイヤルブルーのマキシワンピが似合う時点でお察し案件だったわけだ……)。

あ〜〜〜〜〜、「似合うはず」「似合わないはず」じゃなくて、自分が好きで「おっ、なぜかこれ似合うな」って思ったものをシンプルに買ってきて正解だったってことか〜〜〜〜orzorzorz(死語)

イメコンの目指す「調和」の世界とはこういうものかってようやくわかりました。パーツがどうこう、ではなく色の持つパワー(イメージ)と、本人の発しているパワー(イメージ)の調和、であって。
そりゃ自己判断できないよな、と。凄く新鮮な体験だったし、それに触れられたのは凄く価値のある時間でした。

そして、打ちひしがれたのはほんの一瞬というか。
帰り道で、「わたしの秋色……」って思った瞬間に、いや今わたしの手元にいる子がダメなわけではないんだよな、と。今までの母親からの薫陶により30点とか40点の服は選んできていない自負はある。多分。多分ね。似合ってないわけじゃない。今までは偏差値55ぐらいだったかもしれないけど、65取れる伸びしろあるよ、という。
つまり、「え、わたしに似合う色が世の中にもっとあるってこと?最高では??」ということじゃないかと気づいてしまったのです。ルンルン。
溢れ出る自己肯定ぱわー。
(でも「宗谷さんお洒落ですね〜!」って過去言われた時に着ていた服って、大体母親スタイリングなのでわたしの偏差値は、まあ……うん……なのかもですが……)

そしてmicoさんはベストカラーを選んでくださるのです。しかもシーズンを越えて。これは受けるまでは素晴らしさが余り実感できていないのですが、凄く嬉しい!これこそ「パーソナル」なカラー!
わたしのベストカラーはこちら。

うーん、強い。ドラマチック!掲げていきたいテーマ!
しかもこの中からとびっきりの3色として「ブルー」「ロイヤルパープル」「パイングリーン」を挙げていただいたので、この色たちとは距離を縮めていきたいところです。

骨格診断は、「ナチュラルです!」「おっ、えっ、あーーーー。なるほど……」という感覚でした。わからないわからない全然わからない!って思っていたけれど、自分の体格の癖ってなんとなく把握できていたなあって。

例えば、華奢なアクセサリーNG・細いストラップのサンダルが無惨な感じになる、みたいな末端部分についてはドンピシャ。手足が身長の割に大きい。(特に手)。脂肪を感じさせないことはないと思うけど、太ってもバレ……もといわかりにくい。ジャケットがとても似合う。

パーソナルカラーは思い込みが結構強かったけど、こちらは「わからない」を前提にしていたので、それぞれのパーツごとに「どっちかっていうとこういうものが似合う(気がする)」というのを見つめられていたということかなと思いました。

そんなわけで、ファッションの旅の武器を手に入れたわけですが……。
ドンピシャなアイテム買いました!調和万歳!ハッピー!っていうよりも、いままでたぶん似合わないだろうなって思って避けてきたものに、心置きなくチャレンジできるようになったのが良かった。メイクも服も。
アイテムの試着の時に「他のお色でこういうのもありますけど、何色で試着しますか?」って聞かれるじゃないですか。あれがあまり得意じゃなかったのです。でも、あまり迷わずに「好き」と「似合う」のバランスをとりながら選ぶことが出来るようになって、凄くクリアというか余計なストレスを感じなくなったのが非常にわかりやすい効能でした。

あと世の中に「好きな上に似合ってしまう色」が増えた、という感覚。
わかった、ではなく「増えた」んですよね。自信を持って、似合うし好きだからこれを選ぶ、って言えるのは凄く有難いなあって。青紫緑赤!って相変わらず氾濫していますが。

カラフルな人生ばんざーい。

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