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ふとした時に読みたくなるマンガ。第2弾

どうもマタムネです。

タイトル通り第二弾です。

今日ご紹介したいと思ったマンガは、ヴァンパイア十字界と言う作品です。

基本情報
原作:城平京
作画:木村有里
巻数:全9巻
掲載雑誌:少年ガンガン
連載期間:2003年〜2007年

原作の方は推理小説の作家さんで、他にもスパイラル、虚構推理、絶園のテンペストなど、どれも魅力的な中作品の原作者さんです。

その中で、王道はスパイラル(アニメ化もしてますし。)なのですが、今回はこの作品を紹介したいと思います。

主な登場人物として、

ヴァンパイア
主人公→ローズレッド・ストラウス(ヴァンパイア王)
王女様→アーデルハイト
ダムピール(混血のヴァンパイア)
ブリジット・アーヴィング・フロストハート
刃蓮火(じん れんか)

人間(ブラックスワン)
比良坂花雪
ステラ・ヘイゼルバーグ

などなど、一部名前だけ紹介します。
それぞれの説明は省きますが、
ざっくりな物語は、ヴァンパイアと人間の戦争のお話です。
力を持ちすぎた主人公は人間だけでなく同族からも恐れられ、愛する女王を人質にとられ、王は処刑されることになります。ただ、その人質の王女様の力が暴走し、世界は破滅しそうになり、人間とヴァンパイアは手を組み、王女様を封印します。
その封印されて王女様をヴァンパイア王が何千年も探すという恋愛話です。(当初は)

この『当初は』というのがものすごく肝です。
この最初の設定が2転3転4転して、おいおいまじか!?
と何が本当の真実なのか、ヴァンパイア王以外の登場人物は何度も振り回されます。(実際マンガでもこんなセリフが出てきてた思います。)

バトル有、心理戦有、恋愛有、人間とヴァンパイアの長年の復讐劇、そして最終的にはヴァンパイアがいるのだから・・・など、先が読めない展開が何度も何度も訪れます。
そして、最後は涙無しでは見れません。

私たちの現実世界も同じ様な出来事と言える事が出てきます。
自分から見える真実と他人から見える真実、どちらも真実であり、どちらも嘘にもなる。
ある人にとっては、ハッピーエンドじゃないかもしれないけど、ある人にとっては、ハッピーエンドなのだと思わされ、色々考えてしまう作品です。

全9巻というところ、大人買いもできる巻数なのでおすすめです。
ぜひ良かったら、手に持ってもらえると嬉しいです。
ではまた、第三弾で!









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