水草とワタシ8            〜もやもやしたもの〜

 照明時間を、しばらく6〜8時間していたものを、常時10時間程度に伸ばすこと数日。平日あまりよくわからなったのだが、流木の近くに白い葉っぱに白カビが生えたようなものがあってそれを、ヤマト君がいじっている。水草もあいかわらず元気がなく、ハイグロフィラポリスペルマは葉が縮れ気味、名前がわからない、少しアマゾンソードのちいさいやつも、色が紫色に変色し下の根に近いところが少し腐ってしまった株もある。やむを得ず除去した。ピンセットで周りを突っつくと根が固定できておらずふわりと浮いてしまうものもあり、水草全体的に緑色が色あせてきている。水底ちかくになると光量がたりず、日陰で朽ちているのだろうか。少し間引きをして光量が得られれば改善することを期待する。落ち葉もあったので拾おうとピンセットで底をさぐると、冒頭の白い葉っぱに気づく。葉っぱに白カビだと思っていたがよくみるとヤマト君の脱皮の殻であった。白いそれは、結構ヒゲも足も形がのこっており、死骸にもみえる。隣でツマツマしているので本人は元気でいるが。水換えにあわせて除去しようかと調べると、ヤマト君はお腹がすいたり、カルシウム不足になると自分の脱ぎ捨てた殻を食べる事もあるのだそうな。そのまま放置でもOKらしい。しばらくそのままにしてみる。自分の脱ぎ捨てた殻を自分で食べるとはなかな食欲旺盛。糞も時として食べるというのだから、なんというかエコではあるが、人間におきかえると、どうなのだろう。エビだからよいのか。人間にも、うん○を食する方もいらっしゃるが自分の皮を食べるフェチは知らない。自分でも、指のさかむけの皮を食べたりまではするが、どこか世界の片隅にそういう趣味のひとがいるのかもしれないが。                             2匹のヤマトヌマエビを飼っているのだが、結構一緒にいる時間も多く仲良しかと思っていたら、どうも一方が、一方的に追われてしまっている。個体識別が難しく、どちらがどっちをと分らないところも有るが、なんとなく、エビの尻尾が、白い点と黒い点でその配置で違いをみわけられそう。脱皮した弱っているところをいじめているのかと睨んでいるが。       照明時間を伸ばしたせいもありところどころふんわりと水草達に白いコケらしき物が生え始めている、大和君の食料問題はなんとかなるのか。昨夜、ラーメンを食べた際の残りのほうれん草を彼のために与えようとポケットにいれて持ち帰ったが、やめてゴミ箱に棄てた。

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