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松井昌平《☠️脊髄筆》

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虹と生き血を唾棄絞めろ
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2024年3月の記事一覧

Haru no KAORI

Haru no KAORI

1月は行く

2月は逃げる
3月は去る
年が明けると駆け足で過ぎる日々
そして今年もまた春になった
春は別れと出会いの季節だという
確かにねと思う
そして個人的には
漠然と懐かしい気持ちが湧いてくる
そういう季節でもある

何故

毎年春に限ってそう思うのか
それは香りのせいである
春の香りのことだ
恐らく筆者だけが知っている
個人的な香りだと思う
香りというのは
根源的な記憶と結びつきやすい

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