【勇気を持って一歩先へ】2023明治安田生命J1リーグ第6節 セレッソ大阪vs横浜F・マリノス マッチプレビュー
お世話になっております。Masyuです。
先日投稿した終盤の失点についてのツイートが思ったより反響が有りびっくりしました。それだけ皆さん不満が溜まっているということですよね…。
辛いですが、建設的にチャレンジを評価する姿勢は忘れずにサポートしていきましょう!
今日はマリノス戦のプレビューです。どうぞ。
■対戦相手:今季のマリノス
今季も素晴らしい活躍を見せているマリノスさん。大変羨ましい。
…とはいえ昨季ほどの理不尽さが見られないのも事実。
これは交代による「味変」がないから。昨季のマリノスはリーグ戦6試合を除いて試合状況に関係なく60-70分を目安に両ウィンガーの交代を行っている。これが強力だった。
スターターはエウベル・水沼、交代でスピードスター宮市・元得点王の仲川が出てくる。これほど恐怖を感じる交代枠の使い方は類を見ません。
(筆者的に最も恐怖を感じた交代は2017のアウェイ浦和戦。ラファエルシウバ→李、興梠→ズラタン。質的にはマリノスや2020川崎の方がヤバいのは間違いないのですが、これがJ1か…もうやめてくれ…と思ったことを鮮明に思っています。)
今季もリーグ戦全試合でウィンガーの交代こそ行っていますが、宮市のケガ・仲川の移籍もあって、現時点では若干の質不足を感じざるを得ません。(ヤン・マテウス、井上ともに伸びしろはあると思いますが)
そのためか交代する時間も遅れており、先発組への依存度は向上傾向にあります。
◆狙い目:引き裂いてのクロス
そんな今季のマリノスの弱点の1つがクロス対応。
今シーズン喫している5失点の内4失点がクロスからの失点になっています。
以下の図はクロスを上げられた場所の簡易的に表した図になります。
ここで注目したいのがクロスの位置。
どのクロスも相手ゴール前まで深く侵入してから上げられています。
サイドを深くえぐってクロスを上げることの最大の利点は
「後ろ向きの守備を強要できる」こと。
アーリークロスと比べ、格段にDFはマークに付きづらいです。DFはボールを見ながら下がるため、マイナスに待ち構える選手や後ろから飛び込んでくる選手のマークに付くことは困難になります。
また、クリアも苦し紛れになりやすいので、中々飛距離が出ないためセカンドボールを拾える確率も高まります。
今季のセレッソではあまり見ることができていませんが、勇気を持って1対1に挑めるか、そもそもそのようなシチュエーションが作れるかというところに注目していきたいですね。
■予想スタメン
◆セレッソ大阪
変更はないと思います。
ただ、戦い方が定まらすぎて正直替えがいない選手もいないようにも思えます。個人的には原川(ケガでしたね)、昂星、陽など中盤の選手は試してみてもいいかなと感じています。
◆横浜F・マリノス
リーグ戦前節から松原→小池龍、水沼→井上健太と予想。
我らがお湯沼さんはロティーナさん2年目から増えたダイナミックな斜めへのランニングも鳴りを潜めており、調子があまり上がっていないように見えます。
松原はルヴァンで怪我を負ったと見られているため、その試合で戦線復帰した本来なら一番手の小池龍太の起用を予想しました。
■まとめ
セレッソの勝機は「勇気を持てるか」にかかっていると思っています。
精神論的な話になってしまって恐縮ですが、戦術的に「ココに走ればココにボールが出てくる」などといった決まりごとが見えない以上、選手たちには一つ一つの選択に迷いが生じ、主体的にプレーすることがすごい怖いはずです。でも、やるしか無いのです。勝つためには。
お互いにコミュニケーションを取って、味方を信じて走れるか・味方を信じて前に飛び出していけるか。
それが前述したマイナスでのクロスを増やせるか、もしくはシュート・ゴールを増やせるかに繋がってくるはずです。
選手の怖いと感じる心を応援で少しでも軽減して、一歩を踏み出す勇気に変えるお手伝いをサポーターはしていきましょう。
■参考資料
◆マリノスのクロスからの失点(4失点)
◆参考にしたサイト
https://footystats.org/jp/clubs/yokohama-f-marinos-1002
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