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【中島元彦編】2023セレッソ大阪 レンタル組ウォッチ

どうも、Masyuです。

第6弾中島元彦編!
いってみよ〜。

この前半戦レビューシリーズは9回構成の予定です。
①プレイヤーレビュー GK&DF編
②プレイヤーレビュー MF&FW編
③レンタル組ウォッチ 丸橋祐介編
④レンタル組ウォッチ 西川潤編
⑤レンタル組ウォッチ 山田寛人編
⑥レンタル組ウォッチ 中島元彦編
⑦レンタル組ウォッチ 松本凪生編 来週投稿予定!
⑧レンタル組ウォッチ 藤尾翔太編 来週投稿予定!
⑨レンタル組ウォッチ 澤上竜二編 来週投稿予定!
ぜひ全て御覧ください!

前回まではこちらから↓

※注意
・レンタル先の試合全ては見れていません。すみません。ハイライトやデータなども含めてできる限り信憑性のある記事にしているつもりです。

◆仙台で挙げた成果

■出場時間

リーグ戦・19/22試合出場(うち14試合先発) 1172/1980分 5G3A
天皇杯・1/1試合出場(うち0試合先発)  18/90分 0G0A

■出場ポジション

・CF(4-4-2) 12試合
・シャドウ(3-1-4-2) 5試合
・左SH(4-4-2) 3試合

左SHはビハインド時の途中出場の際に入ることが多かったです。


セレッソはもちろん、他のJ1クラブや海外からも引きがありながら、仙台に残留したもっくん。

目標として10ゴール10アシストを定めた今期ですが、ボランチからFWにポジションを移し5ゴール3アシストと上々の滑り出しを見せています。

しかしながら、出場時間を見ると伸び切っていない印象です。昨季は9節からの加入ながら前半戦終わりの21節時点で出場可能な時間の約83%に出ていましたが、今季は60%弱に留まっています。
もちろん、前目のポジションに移ったことで交代させられやすくなったということはありますが、前半戦途中にはベンチスタートの試合が増えるなど本人的にも悔しい想いをしたと思います。

そのような状況下でも試合毎シュート本数チーム1位が7回は立派な数字です。
現在の仙台はチーム設計上、ツートップの一角のCFタイプの選手(山田や中山)はフィニッシュワークよりも組み立てにおいてサイドに流れたたりすることで貢献する場面が多く、結果としてフィニッシュはSHの選手やもう片方の1.5列目タイプのFWが担うことが多いです。
キック精度に自信がある元彦にとってはチーム設計も助けになっているといえるでしょう。

中盤ごろ、監督の謎の「口外しない」発言、SNSに写真が上がらないことを理由にセレッソ復帰では?と界隈で噂になっていましたが、何事もなく前半戦を走り切りました。

◆後半戦に向けた展望

■セレッソに戻ってくることはできるのか

セレサポとして元彦には戻ってきてほしい、中心選手になってほしいというのは前提としてありますが、来季セレッソで立ち位置を掴むためには後半戦どのような能力をつけていく必要があるのでしょうか。

小菊監督がベンチメンバーに求めることは「ポリバレント性」です。
Jリーグはプレミアリーグ等と異なり、5枚の交代枠に対して7人までのベンチ入りしか認められていません。
その中で上門がSHもできたり、中原がSHに加えてCMもできるということはかなりのアドバンテージになります。
元彦も最初はこの枠を争うことになります。

そのためには
・本職のポジションで違いを出せるか(結果、自分しかない特徴)
・本職でない場所でも遜色なくプレーできるか
が大切になります。

ここまでのキャリアで元彦はFW、SH、ボランチのそれぞれで十分な出場機会を得てきており、しっかりと戦術理解さえ行えれば後者については問題ないでしょう。
ならば、大事になるのはやはり結果。立ち位置を争うのは中原あたりになるでしょうから、まずは目標の10得点10アシストを達成したいですね。(中原もTransfermarktによると今年で満了なので勝負の半年になります。)

今年で24歳になることから、他クラブからの関心もあることを踏まえるともう来年のレンタルはないでしょう。
厳しい順位ですが、仙台をJ1に昇格させ、気持ちよく復帰してくれることを祈るばかりです。

前回まではこちらから↓


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