塚本昌信

塚本昌信

最近の記事

「FOR YOU」2023 カセットテープ版

初めての車が18歳の時に15万円で買ったワインレッドカラーのミラージュの中古で、カーステ付けるお金もなくラジカセと20本くらい入るカセットテープケースを積んで、自分でどこまでも行けるようになった事が嬉しかった。 その20本の中の1本がカセットテープで今回再発売となった。35年程前の当時ですらカセットテープ版はもう正式に売ってなかったと思う。売っていたとしても買うと言う概念はなく、もっぱらレンタルしたレコードをカセットにダビングして聞いていた。 店頭で見かけてノータイムで購

    • ドン・トントントントン

      娘が勉強しながら机をトントンしてリズムをとっていた。「ドン・トントントントン、ドン・トントントントン」と。 何の音か分かる?と。 僕は「忠臣蔵の討ち入り時の陣太鼓のリズムだ」と思ったものの、小学校一年生の娘がそれ知っているとすれば4年ほど前に一緒に見た歌舞伎(忠臣蔵の外伝的な「松浦の太鼓」)でしか知らないはずで、そんなこと多分覚えてもいないだろうしと思って「分からないなあ」と答えた。 そしたら「歌舞伎のさぁ〜」と言い出したので驚いた。覚えているものなんですね。 あと、

      • たま VS マルコシアス・バンプ

        昨夜のM1の決勝戦は久しぶりに興奮。何を評価するかで僅かにどのチームが勝るかに票をいれる審査で、審査員が評価される痺れた展開だったと個人的には思う。 テレビ視聴者としてこの経験前にもあったなと思った。 『イカ天』1989年「たま」のグラウンドイカ天キング挑戦回の、「たま」VS「マルコシアス・バンプ」。相反する方向性が最高レベルの戦いを見せて物凄かった。 その時も今回も票差ほどの差はない見事なハイクオリティな戦いで、その両方をリアルタイムで見れて幸せだなと思ったのでした。

        • 崎陽軒「シウマイ弁当」を語る

          崎陽軒の「シウマイ弁当」のファンだ。会社の最寄駅蒲田駅では崎陽軒本社横浜工場製の「シウマイ弁当」が買える。崎陽軒「シウマイ弁当」には本社工場製、東京工場製があり、僕は東京工場製のものは買わない。東京工場製のものはまあ似た別物という感想だからだ。ちなみに本社工場の「シウマイ弁当」は折り紙&紐でパッケージされていて一目で判別可能。 これがパッケージ違い。で、ここがポイントなのだが本社工場製の「シウマイ弁当」が買えるのは京浜東北線では我が蒲田駅までなのだ。隣の大森駅では東京工事製

        「FOR YOU」2023 カセットテープ版

          七五三

          11/10に6歳の娘の七五三をしました。約60年前の七五三であつらえられた着物を着て、写真家の方に着付け時から一日中撮影して頂き、懇意にさせて頂いているお鮨屋さんで皆さんと食事。もう十何年以上もお付き合い頂き、お腹の中にいる時から事ある毎に接していた方々にご一緒頂いての七五三。娘も、後にとっても良い思い出となるだろうとなと思います。 今回お着物を貸して頂いた方・写真家の方・お鮨屋さん、全てある1人の方から頂いたご縁です。 僕なんかが言うのも本当におこがましいのですが、とて

          「アナ雪2」松たか子と神田沙也加

          家族3人で「アナと雪の女王2」を観た。映画の感想はまぁ僕が言わなくてもと言う感じなのですが、「2」になって、より自分の人生をアナに寄せてきている神田沙也加と、多分今後の女優人生を考えてなるべくエルサの色がつかないように極力の配慮を怠らない松たか子の姿勢の違いが明確になった気がした。 しかし、「高麗屋」松たかこ凄いね。松たか子の父親は歌舞伎役者としても大御所の松本白鸚(ラマンチャの男、王様のレストラン、黄金の日々)、兄が松本幸四郎、甥が市川染五郎、叔父が歌舞伎役者人間国宝の播

          「アナ雪2」松たか子と神田沙也加

          「すみっこぐらし」映画に思う。

          書くと長くなるの分かっていたし、多分まめに書いちゃうの間違いないと思うので、 noteに手出してなかったのですが、同世代の尊敬する方から「絶対やるべき」と勧められてこの度してみんとてするなり!(←この表現の時点で相当気負ってる感を味わって頂ければ。) 娘に付き合って先週末映画「すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」を見た。 さっくりとFBにあげた感想が以下だ。 —————————— 娘に付き合って映画「すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」を観た。劇団「ヨーロ

          「すみっこぐらし」映画に思う。